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フィギュアスケート 羽生結弦

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吹き飛ばされたカメラの行方は?羽生結弦が語るYouTube撮影の裏側

吹き飛ばされたカメラの行方は?羽生結弦が語るYouTube撮影の裏側

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―俯瞰(ふかん)で見ている別の視点があって、どの位置から撮れば、どういうふうに「見える」、また「見せることができる」のか、ということが高い完成度でイメージできているように映る。選曲、振り付け、滑走、撮影、編集と一人五役。大変ではないか。

「振りを作っている段階で、カメラワークのイメージも同時に行っています。ジャンプやスピンなどに関しても、どんな角度が見てほしいか、今までとのダブりはないかなど考えてます。ただ、なかなか思い通りにいかなくて苦労する撮影もあります。うまくできたなと思っても、帰って編集してみたら映っていない箇所があったり、振りが納得いかなくてやり直しとか、よくあります。

演技自体も何度も行うのですが、体力が1回ずつかなり消耗していくので1日で3回ぐらいが大体限度です。カメラのことを気にしながらカーブの深さやスピードのコントロール、また音との調和や技の質も映像作品だからこそ完璧でなくてはいけないので、普通に滑っているよりも消耗が圧倒的に大きいです。完璧にできるまで、かなりの回数をこなしています」

―一つの作品をアップするまでに滑走、編集それぞれどれぐらいの時間を要するのか。「Goliath(ゴリアテ)」と「アクアの旅路」は。

「『アクアの旅路』は1日で撮影しきれたのですが、『Goliath』は3日間撮影していました。練習や振り付けを除いて『アクアの旅路』は1週間、『Goliath』はこだわりすぎてショーも挟んで約1か月半はかかりました(笑い)」

―ともに編集がかなり凝っており、開設当初より映像の完成度が大きく進化しているように見える。何か新たな挑戦を加えたのか。

「だんだんと新しいエフェクトの使い方とか、操作とかに慣れてきたのもあるのですが、イメージ自体もかなり膨らんでくるようになってきたと感じています。何かを特別に学んでいるわけではないのですが、実現したいことを実現するためにいろんな方の制作の仕方をその都度調べてはいます」

―編集に使っているソフトは独学なのか。

「もともとMacOS【注1】で動画編集することが楽しくて、そのままの感覚がいいなと思って、独学のままFinal Cut Pro【注2】を使っています」

―お気に入りのエフェクト(特殊効果)は。

「お気に入りはあるのですが、それに固執するというよりも、世界観を表現したり、プログラムに合うものを、という使い方をしています。『Goliath』はゲームの世界を表現するためにグリッチ【注3】というカラフルなノイズが走るようなエフェクトをいろんな種類使っています。あとはAIで選択した範囲を追尾して切り取ってくれる機能を入れて、パラレルワールドのような表現とかもしていました」

―「アクアの旅路」の見せ場の一つ、3分頃のジャンプの360度の映像。あのアイデアはどう浮かび、どのように撮影したのか。

「そもそも、あの瞬間、時間を止めたいなと思って、ジャンプの形を試行錯誤したりしながら振りを作りました。『アクアの旅路』は『Goliath』と対照的に作っていて、エフェクトや編集を極力減らし、シンプルに見せながら、あのジャンプの瞬間だけ時間の流れを感じてもらいたいなと思っていました。ジャンプする地点を中心に10台のカメラを置いて、同じ瞬間をつなぎ合わせて、3Dのような感覚にできないかなと思い、作ってみました」

―「Goliath」の最後【注4】だが、カメラは無事だったか。

「無事です(笑い)。あのカメラを飛ばすパターンも4つぐらいあって、何度も飛び散っていましたが、無事でした。アクションカメラってすごいですね!(笑い)」

―今後、氷上からどんなスケート、表現を届けたいか。

YouTubeという場所は、僕にとってはプログラムの世界観をより具体的に、映像を使って分かりやすく形にできる場所だと思っています。撮影の機材や技術、編集技術などもまだまだな部分がたくさんありますが、それでも自由に作りこめて、自由に僕の頭の中の“色”を出していけることが、楽しくもあり、怖くもあります。ただ、新たな形として、これからも映像作品としてのプログラムも作っていきたいですし、その知識やイメージが、生身のスケートにも、ショーやアイスストーリーにも還元され、進化していけるように、頑張っていきます。表現者としての知識や技術があまりにも足りなすぎることを実感しているので、勉強も年齢も重ねて、スケートとしての表現を、どんな形でもどんな可能性でも、進化させていきたいです」(終わり)

【注1】アップル社が提供するマック用のオペレーティングシステム。

【注2】アップル社が提供する、マック用の動画編集ソフト。プロ向けで、高画質ビデオの作成、編集、制作にたけている。

【注3】ノイズやゆがみ、砂嵐のような演出を動画内に加えるエフェクト。

【注4】「Goliath」の最後は、羽生さんが体当たりしたカメラが飛び散る。

スポーツ報知より一部引用・出典

これからも映像作品としてのプログラムも作っていきたいですし、その知識やイメージが、生身のスケートにも、ショーやアイスストーリーにも還元され、進化していけるように頑張っていきます。

貴重なYouTube撮影の裏側についてのインタビュー、とても読み応えがあったわね。

『Goliath』の撮影期間がなんと1か月半もかかったことに驚いたし、『アクアの旅路』ではジャンプする地点を中心に10台のカメラを置いていたということは、最低でも10箇所以上の方位にどう見せるかのこだわりを持っている目の範囲の広さがすごい。

映像作品を自身で作っていく中でよりどう表現者として見せるのか?と言った多角的な視点がさらに身に付いていっていることが大きな成長に繋がっているということ。

そこで得た知識やイメージがスケーティングとリンクし、進化させていく力になっているのだと思うと、これからの羽生結弦公式YouTubeチャンネル、ますます見逃せなくなるわね。

ここまでより具体的な話を引き出してくださった高木氏にも感謝したいわ。

最後に『Goliath』の吹き飛ばされたカメラが気になっていたけれど、無事で良かったわ笑

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読売大阪ビル下の掲示板での掲示と、ビル内書店での新聞販売も行われているのでぜひお近くの方は足を運んでみて頂戴ね。

2023年12月31日までの期間限定公開となっていて、残りあと5日!

それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいね。

☆合わせてお読み頂きたい

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愛のオネエサロン

  1. ほぺまる 2023年12月26日 1:09 PM

    オネエ様こんにちは♪
    先月は「ゲーオタだったらもっと彼が表現したい事を深く感じられるのに!!」と身悶えし、今日は「もっとPCに詳しくて映像編集の事も知っていれば彼の話している内容や映像のこだわりを理解出来るのに!!」と身悶えしちゃいました。
    いや、自分の感性で受け取れば良いというのはわかっているんですけどね。知れば知るほどもっと深く理解したくなりますよね。
    こんな事感じさせてくれるアスリート他にいない…応援出来る事に感謝です!

  2. もみじ 2023年12月26日 4:48 PM

    オネエ様こんにちは!クリスマスも終わり、お正月の準備に一気に向かってる今日このごろ。ユヅ様の話題にことかかない幸せ。今日は、絵本のギフトをお迎えしました。スポーツ報知は、近所のセブンは、いれないとのこと。この地はカ―プ一色だから、仕方ないです~ほぺまる様と同じでゲームしないし、アナログな私は、ユヅ様の話は、理解できません。しかし、アナログの私が、スマホでライブビューのチケットをとれたり、ホテルを予約できるようになったのは、ユヅ様のおかげです。ユヅ様のアイスショーをみるために、チケットピア、テレビ朝日チケット、ディズニープラスといろいろ覚え、ライブビューにもいき、気持ちは若いつもりで頑張れてます。チケット争奪戦に参加し、ユヅ友さんもでき、人生ほんとに豊かになりました。ありがとうユヅ様。来年もよろしくお願いします。
    オネエ様来年もどうぞよろしくお願いします。

  3. アップル 2023年12月27日 8:05 AM

    オネエさま、こんにちは。『Gollath』と『アクアの旅路』観ました。振付け、ダンスの動き、スケーティング、動画編集、全て進化してましたね(⁠ノ゚⁠0゚⁠)⁠ノ⁠~
    特に『Gollath』は上着を着たままのジャンプですから、凄すぎます!
    私もカメラ大丈夫?って思いましたが無事だったんですね(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)
    羽生さん、カメラよりも編集の方が大事なんですね。プロです!!

あなたの愛をアタシにいただけないかしら?
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