羽生結弦×糸井重里夢の対談、第７回「限られた時間のなかで」が公開に。
フィギュアスケートの限られた練習時間で何を重視するのか、さらにはアイスショーの世界で、
見ている私たちにわかりやすくかつ自分のこだわりや信念も貫きつつ伝えていくのがどれほど難しいのかについて語っているわよ。
羽生結弦×糸井重里夢の対談、第７回「限られた時間のなかで」が公開になったわよ。
羽生結弦：
いまフィギュアスケートをやってる子たちは、たぶんもっとスポーツとして考えているというか、「ジャンプをどれだけ跳べるか」ということを考えているような気がするんですよね。
ジャンプって、それについて永遠に考えていられるというよりは、答えが決まってくるところがあると思うんです。でも、表現の世界って、哲学的というか、
いくら考えてもきりがなくて、どうしようもなく、とめどなく、考え続けることになるじゃないですか。
一方でジャンプというのは、成功の基準が決まっているという意味では、正解が存在しているので、ある程度のところで思考は止まってしまうのかもしれないなと。
糸井重里：
つまり、たくさん跳べばできるんじゃないか、っていうふうに思い込んでしまったり。それを努力と人は思いがちですけど、いっぱいやればいい、というのは
逆にラクな部分でもあると思うんですよね。
いっぱいやることでやった気になれるというか。いまの時代って、そういうことがいろんなものの邪魔をしてる気がするんです。逆に、羽生さんの話を聞いてると、たくさんやれないがゆえに、アイスの上で滑る１回ずつの練習を大事にやらなきゃいけないととらえている。
羽生結弦：
やっぱり、大切なのは、良質な学習をどれだけ短い、限られた時間のなかでやるか。フィギュアスケートにとっては、それがすごく大事なことだとぼくは思います。
どんなにかっこいいことやきれいなイメージを考えたとしても、本当に表現したいことの本質は見に来てくださっている人たちに「伝えたい」っていう思いのはずなので、それが伝わらなくなってしまうとしたら、本末転倒だと思うんです。
だから、わかりやすさもなくてはいけない。けれども、自分がこだわりたいところには、ちゃんとこだわっていかないと、自分のモチベーションが消えてしまうので、そこのバランスは気にするようにはしてます。
※ほぼ日刊イトイ新聞より一部引用・出典
夢の対談も早いもので、半分が過ぎて折り返し地点。
今回も羽生結弦がフィギュアスケートにおいて大事にしている「表現」の部分。
突き詰めても無限のように広がる中で、見ている私たちにわかりやすくかつ自分のこだわりや信念も貫きつつ伝えていくのがどれほど難しいのかを痛感するわよね。
今のフィギュア競技界の採点を見ていると、とにかく高難度ジャンプ重視でしょ。
だからジャンプ量産型みたいな選手が主流になってる。女子ではロシア不在なのであまりそれを感じることはないけれど。
「表現」の部分て、ジャンプよりもすごく難しく奥が深いものなのだから、もっと点数の比重を増やしても良いと思うのよね。
前から話しているけれど、ジャッジをバイトで雇うのではなくて、それぞれの表現の分野に精通するスペシャリストを迎えるとか。
☆「いつ世界が終わっても。」羽生結弦×糸井重里
| 3/1(金) | 第1回「憧れに近づいていく作業」 |
| 3/2(土) | 第2回「たどり着くまえに考えてしまう」 |
| 3/3(日) | 第3回「被災地からの声を背負って」 |
| 3/4(月) | 第4回「『MOTHER2』で言うと」 |
| 3/5(火) | 第5回「余白と表現と得点」 |
| 3/6(水) | 第6回「フィギュアスケートは難しい」 |
| 3/7(木) | 第7回「限られた時間のなかで」 |
| 3/8(金) | 第8回「100年後に見てくれた人が」 |
| 3/9(土) | 第9回「ややこしいものとキャッチーなもの」 |
| 3/10(日) | 第10回「いつ世界が終わっても」 |
| 3/11(月) | 第11回「ふつうが憧れ」 |
| 3/12(火) | 第12回「ゲームがあってよかった」 |
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申込チャンネルは「テレ朝チャンネル1＆テレ朝チャンネル2」。
CSテレ朝チャンネル2
☆「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR」 佐賀公演 第１日
・3/16(土)19:00〜
☆「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR」 横浜公演 第１日
・4/20(土)19:00〜
☆「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOUR」舞台裏スペシャル
・5月放送予定
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小海途氏の撮影による、昨日のリハーサル練習の様子。
本番前日となる今日もメディアは入るのかしらね？
羽生結弦ら出演スケーター達が良い練習を積めていることを願っているわ。
先程大地真央様が、自身のインスタを更新して
これからリハーサルに向かうとあるので、本番前日ふたりのコラボリハは午後から始まりそうよね。
真央様は、宝塚時代からユーモアセンス溢れるお方だったのよ笑
先日ご紹介した会場での出店ブース情報まとめに、アイリンショップのグッズ価格表の記載がなかったので、
こちらのツイートをご参照くださいね。
そして明日初日公演なのですが、今後のRE_PRAY公演などもあるので、利府駅まで電車で行きバスのルートで行ってみようと思います。
また交通アクセスもレポしてきますね。
本日から現地入りされる方、仙台観光にぴったりの快晴ですが外の気温は低いので防寒対策は忘れないようにしてくださいね。
夜はさらにグッと冷えますので。
☆合わせてお読み頂きたい
【現地レポ】大行列に注意して！羽生結弦差し入れ話題のモナカ販売状況は？ - 羽生結弦好きのオネエが語るフィギュアスケート |
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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View Comments
オネエさま、現場レポありがとうございます。
真央さま、面白い方ですね。羽生くんとのコラボ楽しみです！
９日リハからの参戦なのですが、リハから開場までをどう過ごすかが、今一番の課題です。
キッチンカーの飲食を楽しめればいいのですが、お天気が心配で、ずっと天気予報を気にしてます。
今の段階だと、寒く雪がちらつき風が強く過酷な状況になりそうな…
体を動かしてたほうが体は暖まるので、風がそれ程強くなければ、片道徒歩30分強かけて、イオンモールまで行こうかと思ってたのですが。
臨時バスは、利府駅からグランディ直通でリハ後の時間は折り返し乗車はできないようなので、路線バスを利用してイオンモールまで行けば７分で行けるようですが、本数がなくて…
天気が良くなることをひたすらに祈っております。
引き続き、現地レポート楽しみにしております。