浅田真央、伝説のソチフリー。
あのフリーの4分は何か神ががったような
今までの浅田真央のフィギュア人生、
すべてが凝縮されたような時間で、
今でもあの演技を見るたびに胸が熱くなるのよね。
演技についてはまた改めてじっくり、
お話させて頂きたいと思っているのよ。
あのフリーが始まる演技直前、
「真央ちゃん、頑張れ~!」
の声、皆様も聴こえてたかしら?
「一人じゃない」ことに気づき、これまでにない感情が芽生えた
演技が始まる直前のあの声援。
あたし演技直前は観客は静かにして、
選手が演技に集中できるよう配慮するべきだと思うのよね。
基本はね笑
こないだの世界フィギュアでも
メドベージェワの演技直前、ロシア人が
日本語で「アイシテマス」と言って、
一瞬会場に笑いが起こっていたのよね。
ソチの時の、
「真央ちゃん、頑張れ~!」
その声の主はスポンサー企業の広報の方だそうよ。
思いがけない声がその選手の演技すべてを
変えてしまうこともあるんだわね。
「リンクに立つ瞬間ってすごい緊張するんです。私だけじゃなくて応援してくださってる方みんな緊張してると思うんですけど、あの場面であの大きな声で。相当な勇気がいったと思うんですね。でも、私もあの声を聞いた時に『あっ、自分一人が戦っているんじゃないんだ。みんなで戦ってるんだ』って思いました」
あの時の声があって、
真央は今まで抱いたことのない感情に
包まれたのよね。
「ひとつひとつのジャンプをこの人のために跳ぼうって、なんか急に思っちゃって。このジャンプは姉のために、このジャンプは母のために…って思っていったら、気がついたらもう最後のステップになっていたっていう感じ。初めてですね、そう思ったのは。だからこそ今はもう何があっても全然怖いものはないなという感じになりました」
ショートの失敗から金メダルの道は
遠くなってしまったけれど、
これまで携わってきた人を
思い浮かべて滑ろうって、
そう思ったのよね。
自分のためじゃない、誰かのために!
その強い想いがあの奇跡の4分間の
源だったのね!
フィギュアに限らず、
誰かのためにっていう気持ちって、
時には自分や周りの想像を遥かに
超えるような力を生み出すことがあるわよね。
天国から見守っていたお母さん、
直前に喝を入れてくれたお姉さん、
今まで関わった山田満知子、タラソワ、信夫コーチ、
きっとひとりひとりの顔を思い浮かべながら、
渾身の演技を見せてくれたのね。
記録よりもまさに記憶に残る、
これこそが女子フィギュアで心揺さぶられた、
伝説のソチフリーだったのよ!
最後にあの「真央ちゃん、頑張れ~!」のお声、
あたしてっきり羽生結弦だと今日まで勘違いしてきたのよね。
実は違ったのね笑
愛のオネエサロン
おネエさま、この番組、私も見ました。ジャンプをひとつひとつ誰かのために飛んだというのは、別の番組でも言ってましたが、あの声の主を明かしたのは初めてですよね。
私もソチフリーは録画予約していたのですが、なぜかしら目が覚めてしまい、真央さんの演技をリアルタイムで見ることができました。あの声は決して邪魔にはなっていませんでした。おそらく真央さんの演技を見守っているみんなの気持ちを代弁していたのだと思います。
私にとってはバンクーバーの『鐘』と甲乙着けがたい感動的な演技です。
真央さんがだいぶ若い時、「記録より記憶に残る選手になりたい」と言っているのを聞きましたが、その言葉どおりになったなあとその時、思いました。
オリンピックの金メダルは実力者が必ずしも全員手にできるものではないということは度々感じ、スルツカヤの『That's life.』に集約されていますが、メダル獲得が絶望的なあの状況であの神がかった演技ができるとは驚きです。
真央さんの驚異的な精神力、集中力の強さや天賦の才能に加え、血の滲むような努力と鍛練の末に獲得した高い技術を目の当たりにして、人間の底知れぬ加能性に感動した時間でした。
>じゅりあん様
じゅりあんさん、こんばんは。
そうですね、あの時の声は邪魔とは思わずに
必要な必然的なものだったのかもしれませんね。
わたしも真央はもう長年見守ってきましたので、オフシーズンに
その軌跡を追っていきたいと思っていますよ。
That's life。本当に名言だと思います。
誰もが諦めかけたショートの後、あの神演技は
今でも色褪せない伝説ですよね。
おネエさまとは何となく呼び辛いので、管理人様と呼ばせて下さい。すみません。
今回の記事読ませて頂きながら涙が止まりませんでした。
有難うございました。
自分もまたこの番組を見るまで、あの声は羽生君の声だとばっかり思っていました。
羽生君はやっぱ普通の人とは違うな〜、、凄いな〜って思っていました。
でも時々、
あの状況で何で羽生君が声を出したのかな〜、、とか、
あれは
羽生君全部分かってるからこそ、真央ちゃんが追い詰められて絶体絶命のあの時、
暗黙のルール無視で、賭けに出た発声だったのかなぁ、、とか、、、
色々自分の中で憶測が憶測を呼んでた場面
だったので、とてもスッキリしましたが、、
声を掛けられた遠藤さんと言われる方の勇気と知性を尊敬すると同時に、羽生君でなくてちょっとガッカリ、、な気持ちも正直湧いてきた本当の話でした(笑)
それでまたソチの真央ちゃんの姿がありあり蘇ってきました。あのフリーの演技はとても自分の語彙力では形容し難いものでした。奇跡の演技とか、神々しかったとか、そんな言葉では形容し難いのです、、。あの演技は地上にあるすべての言語の全ての素晴らしさを讃える言葉以上の言葉をもって自分の中に迫ってくるようなイメージがあるんです、、。
真央ちゃんに金メダルとってもらいたかったのは山の山の山ですが、今となっては、浅田真央が永遠に浅田真央であるための、あのショートの大失敗であったと思えてなりません。
自分にとってはあのアクセルの転倒やアルメニアのリンクの悪さも何もかも全てが、あの壮大なドラマを生み出すための、これまた壮大なる伏線に思えるのです。
だからほんとに何もかもに有難うございます。ってなります。
そしていつも
真央ちゃん永遠に大好き!!!本当に
有難う〜!!!真央ちゃんがいつも幸せでありますように!!!って願ってばっかりになるんです。
追伸
管理人様へ
前のコメントにもご丁寧な返信頂き有難うございました。
>ゴン様
ゴンさん、こんばんは!
コメントまたありがとうございます。
どうぞゴンさんが一番呼びやすいように呼んでくださいまし笑
わたしもてっきりユヅが手を口に当て叫ぶようなしぐさが映像で見れたので、
勘違いしていました。
どの演技も決して無駄なことなんてないんだなって改めて思いました。
すべてが必然で、あるべき方向に進むんだなって、
真央にとってあの試合はこれから新しい道に向かっていく礎のようなものに
なったに違いないと思います。
オネエ様
仕事中なのに、泣いてしまうではありませんか…。
あの時の声を、ゆづ君だという人もいましたが、よく聞くと、おじさんぽい声だったので、違うと言われていましたが、スポンサーの方だったのですね。
ゆづ君のファンになる前は、真央ちゃんのライトなファンでしたが、このソチのシーズンもだいぶ苦労していたような印象がありました。しかも、森喜郎の失礼きわまりない発言とか…。
この、ラフマニノフの曲が始まるだけで毎回、泣けてきます。
そして、真央ちゃんのプログラムの衣装は、現在の選手と比べてもいつもセンスがとっても良かったように思います。衣装屋さんが良いのか、お母様もセンスだったのか…。
>ゆっここ様
ラフマニノフのこのフリー、わたしなかなかソチ後は
見ることができなかったんです。
何故だかわかりませんが、いつも涙しか出なくて。
でも浅田真央がこれまで紆余曲折進んできた集大成として、
いま改めて見ると本当に素晴らしい選手だったんだなって。
バンクーバー終わって、ジャンプ一からやり直して、
最後また3-3も見せてくれて。涙しか出ないです。
確かに衣装のセンス良かったですよね。
オネエ様、ソチのフリーは見れない程だったのですね…。ゆづ君と同じくらいに、真央ちゃんも波瀾万丈、ドラマチックな人でした。佐藤先生に師事をした時は、失礼ながら、心配になりましたが、お母様の遺言だったのですものね。
真央ちゃんのプログラムは、「仮面舞踏会」、「鐘」が好きです。この衣装がまたよく似合っていたように思いますが、当時は、タラソワ選曲の重い曲調に、賛否両論だったのですよね。
オネエ様は、確か「ノクターン」がお好きだったでしょうか。真央ちゃんの本来は、「ノクターン」のように柔らかく、優しい方があっていそうですね。
最近では、ドミトリーアリエフ君が、「仮面舞踏会」を使用していましたが、男性が使うとまた、違った良さがあり、そういった事もフィギュアの楽しみの一つですね。
>ゆっここ様
時間が経ってようやく見れるようになり記事を書いてみたいなと
思うようになりました。
バンクーバーが終わった翌シーズンのNHK、ことごとく
すべてのジャンプを失敗したのを見ていました。
ずっと真央をみてきましたから、あの時はどうなってしまうんだろうと。
まさに努力する天才だと思いました!
わたしは2006年のノクターンが好きです。
ツイヅルとか大好物です笑。正直、鐘は単調すぎて最初抵抗がありましたが、
五輪でのあのスパイラルの時の女王の威厳とうのか迫力を
凄く感じましたよ!
チャルダッシュもコミカルな動きが好きでした。
そうですね、同じ曲でも演じるひとにより全く印象が違うのも楽しいですよね。
新たな発見もあったりと!
そうだったのですか…。真央ちゃんについては知らない事が沢山あります。何故、山田コーチから離れたのかとか、キスクラにコーチが居ないような時もあったし。
当時は、技術的な事は何も分からず、感覚のみで観ていましたが、真央ちゃん以外の演技はどれも同じに見えて、退屈だな…とか思ってました(笑)
真央ちゃんの特集も、オネエ様の気が向いたときに書いてくださいませ。
>ゆっここ様
コーチ不在ありましたよね、かつてのミシェルクワンを思い出しました。
ちょうどアルトニアンからタラソワに決まるまでの間が
なかなか適任が見つからず、不在でした。
もちろん真央の特集やりたいです。それだけで半年いけそうなぐらい
思い入れありますので笑
Tomoさん、真央ちゃんのソチフリー、何故でしょう、何度見ても泣いちゃうんです。
こればっかりは年のせいではないと思うのです。
ショートでまさかの出遅れになり、キスクラで顔色ひとつ変えなかった真央ちゃんを見て、かえって事の重大さを物語ってるように思いました。
でも、これで終わりではないって何故か思いながら見たフリー。
想像を遙かに超える演技で、『感動』なんて言葉じゃ言い表せない位の素晴らしさでした。
前も書いたかもしれませんが、スポーツで泣いたのはあれが初めてでした。
そして、それ以来、この前の羽生くんの世界選手権のフリーでも号泣。
やっぱりフィギュアはただのスポーツという枠には収まりませんね。
>マルタ様
一体どれだけの演技の中で涙するシーンがあったのでしょうか?
そんな感動ってそれほど多くはなかったような気がします。
だからこそ愛おしく、かけがえのないものになるんですよね。
あんな感動はそうそう味わえないですよね。
マルタさんの仰る通り、単にスポーツの枠を超えていると思います。
羽生くんも、叫んでますけど選手としてあのタイミングはさすがにないでしょうね。
でも、あの「真央ちゃん頑張れ!」にもぐっときたのを思い出します。
真央ちゃんを応援するみんなの声の代表でしたよね。
ソチの真央ちゃん、何度見ても泣いてしまいます。この間の真央ちゃん解説の時もやっぱり泣いてしまいました。
心に響いてくるプログラムって色褪せないものですよね。
>こっちゃ様
そうですね、冷静に振り返ってみると
同じ選手の立場として、あの場面での声がけはないなと思いました。
ちょっと話が逸れてしまうんですけど、宝塚の退団でも
お客様はみな惜しみない拍手を送りますが声出しはご法度。
そんな中、某トップスターがサヨナラ公演の最後にブラボー!と
大きい声で叫んだ男性ファンがいたんです。
あれはすごくあの場面に合ってました!
全く色褪せるどころかどんどん輝きを増していっていると思いますよ、
真央の演技は!
あのタイミングで、ただの声援なら
「うるせぇな!」
と、なるんでしょうが(笑)
真央ちゃんの心と同調した本当に気持ちの入った声援だから真央ちゃんの心に届いたんじゃないかと思います。
俺もオネエ様に気持ちの入った声援を送らせて戴きます!
金貸して~!!
小遣いちょうだ~い!!
>燦太様
そうですね、あれは見ているひと全員の気持ちを
代弁したものだと思います。
まあ、燦太さん、気持ちのこもった声援ありがとうございます!
わたくしからも、
貸すけど、利息はトイチでよろしくよ!
あれ、この番組は何という番組だったでしょうか?見逃してしまったみたい(涙)
声掛けは本来御法度だけど、あの声掛け、そしてその前の「真央ちゃんならできる!」は見守っている全ての人の願い、念のようなものでしたね。始まる前のみんなの祈りとあの緊張感。
そして息を飲みながら見た事、そしてフリーの真央選手の神がかった演技、、一つ一つジャンプを決める度に拳握りしめ、終わった時はもう涙涙で、、。
ゴンさんが言われているように、もう全てがこの必然の為の伏線のようなものだったかもしれません。
こんな演技が見られて、フィギュアスケートを見てきて本当によかった、真央ちゃんありがとうという思いでいっぱいになります。
>ジゼル様
ウラマヨという番組でした。
本来声掛けはご法度ですよね、あのポーズを取るときは
集中しなければいけませんから。
確かユヅがソチのショートの時や、荒川のトリノフリー直前も
観客の声が入っていたような気がします。
すべてが必然の為。そうですね、メダルは取れなかったかもしれませんが、
わたしの中では女子史上最高の演技のひとつとして深く印象に残っています。
伝説のソチのフリー。。
私のフィギュアスケート観戦人生、いえ、私の人生全体でも最高の瞬間でした。
あれほどの感動を味わうことはもうないかもしれない。
フィニッシュの瞬間、私の臓器全部がわななきましたから!
あの「真央ちゃんがんばれー!」だけでなく、フィギュア芸人・石井てる美の「真央ちゃんならできるぅ〜〜〜!」も良かったですね。
もう演技の感動とセットです(笑)。
最後のループのあと、サッと手を差し出すようなポーズのところもかっこいい!
スペインでの放送だと、この瞬間女性アナが「Si, señorita!」って実に抜群な合いの手を入れるんですよね(笑)これもカッコよくて。
外国のアナはうまい合いの手や解説をする人がいますよね。
あぁ思い出すだけで異次元の世界に連れられていきそう・・。
技と芸術(美しい動き、激しく揺さぶる音楽)にここまで酔えるって本当に有り難いですね。
TonTonさん、石井てる美さんという方なのですね、振り絞るような声。みんなの気持ちと祈り、確かミーシャGもツイッターで呼びかけて、、
世界の人々が固唾を飲んで同じ気持ちで見守っている独特の時間でしたよね。
そして、あの演技。私の人生の中でも至福の出来事でした。
今度、スペインの放送見て見ます!