先日行われた、ロシアテストスケート。
いっそのこと、「今季女子フィギュア展望図鑑」
と大会名を変更した方がいいんじゃない?っていうぐらいの、
今季を占う意味でも見応えのあるテストマッチだったわよね。
その中でもあたしが注目していた引田イリュージョンバコ美!(もう改名よ)
今宵は彼女のフリー演技を皆様とご一緒に振り返りたいわ~。
可憐な少女から大人の女性へ変貌を遂げていくシーズン
こちらが昨季のスタートポジションに立った、シェルバコワ。
まるで少女漫画から出てきたような、
なんて可憐で透明感があるヒロインなのかしら!と思っていたのよ。
ちょっと見比べてほしいんだけど、
そしてこちらが先日のテストスケートでスタートポジションに立ったシェルバコワ。
1シーズン超えただけで、
こんなにも大人の女性の雰囲気を漂わせるなんて、あたしそれだけで鳥肌が立ってしまったのよ。
あたしはね、本当は良くないことなんだけど、
ジュニアからシニアへ上がっても表現力はまだまだね!って先入観から決めつけてしまうことはよくあるのよ。
でも彼女は、いやトゥルソワもそうだけど、
もうジュニアじゃないんだ、シニアへ上がる為の準備をこのシーズンオフで、
ジャンプだけじゃない、所作や表現、すべてにおいて日々ね、
血の滲むような努力を重ねて、今日このスタートに立っているんだと思わされたわ。
内面からそれって滲み出ているものだもの。
目立ちたい、注目されたいだけでスタートポジションに立つものとは、根本から訳が違うのよ!
もうシニアで戦う覚悟が出来ている、そんな意志の強さをシェルバコワ、
そしてトゥルソワ、コストルナヤから感じたのよ。
☆「三人の天才」コストルナヤの記事はこちらよ。
4回転ルッツに入る時の「沈み」が気にる点だわ
こちらが冒頭の4ルッツ。
彼女は今季、4ルッツは1本構成でくるかしらね。
あたしがこのテストスケートで気になったのは、
トゥをつく時の膝の「沈み」具合が深すぎないかなって。
ここで深く沈んだ勢いから4回転の驚異の回転速度を生んでいると思うのだけど、
助走してきたスピードが深く沈んでしまうことで、そのスピードを活かしきれているのかしら?
って思ったのよね。
こちら、先日のファンタジーオンアイスで見事な4ルッツを決めた羽生結弦。
トゥを突く時の膝の沈みが深すぎないから、
助走スピードを活かせて跳び、きれいに着氷しているのよね。
ルッツって力任せでは跳べないテクニックが必要となるジャンプだわね。
バコ美が安定して4ルッツを成功させる為には、
助走のスピードを元々活かしにくいルッツジャンプの難しさはあるけれど、
「沈み」からの勢いよりもスピードを回転に加えて、
高さ・幅・流れのあるリズムあるジャンプを決めてほしいわよね~。
☆ルッツジャンプについての記事はこちらよ。
競技中のイリュージョンってアリなのかしら!?
このテストスケートで何よりも、
あたしのハートを鷲掴みにしたのが、演技途中の青→赤へのイリュージョンよ!笑
観客からもどよめきが聞こえたけど、
これにはあたしも引田天功もびっくりだわよ!笑
この衣装の色が変わるのって、競技的には採点で減点などはないのかしら!?
詳しい方教えてほしいわよ。
火の鳥になって、躍動感溢れて羽ばたいていくようだもの!
たとえ減点になっても、この火の鳥に向かう曲の世界観にはイリュージョンは必要だわ。
でも他の選手達も取り入れてくるようになり、演技よりも衣装チェンジばかりに
力が入るようになっても困りものだわね。
あくまで衣装は演技の世界観を補助する役目だからね。大事な役目でもあるけれどね。
今季、シニアへの階段を駆け上がっていく、
シェルバコワから目が離せないわね!
トゥルソワ、コストルナヤ、そして最後の3人目の天才バコ美を応援したいわ。
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愛のオネエサロン
こんばんは。毎日ブログを楽しく拝見させていただいてます。
衣装チェンジを平昌オリンピックでメイテ選手がフリーでしていたのを思い出し見返してみました。
スカート横半分ストーンの衣装になり曲が変わるというものでしたが、衣装変化します!!みてーと分かる演出でしたが(°▽°)ルール変更があるから現在と比較できませんが減点されていませんでした。
スピン中での衣装チェンジはかなり印象に残るし綺麗でしたね
>ちゃぶ様
ちゃぶさん、はじめまして!
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
衣装チェンジの件、助かりました。わたしもメイテの演技を見てきました。
多分、現行ルールでも大丈夫でしょうね。
フリーのあれだけの要素の中で、衣装チェンジに気を使うのって何気に大変ですよね。
曲調が変わるアクセントになるのであれば、わたしはアリだなって思いました!
またブログいつでも遊びにきてくださいね~
ご無沙汰してます。
バコ美ちゃん、大人っぽくなりましたね。テレビ放送が楽しみです。
衣装変化は、平壌オリンピックで、カナクリのカナちゃんが、黄緑から桜色のスカートのチェンジがありましたね。曲のイメージにあっていて、良かったです。
モチロン減点にはならないですよ。
ご安心下さい。
>しろみ様
しろみさ~ん、お久しぶりです。
お元気でしょうか?サロンへお帰りなさいまし!
衣装チェンジの件、どうもありがとうございます。安心しました!
もしかしたらバコ美の衣装チェンジが今季以降トレンドになったりして笑
火の鳥いいですよね。でも個人的には最後の盛り上がりがちょっと消化不良なんですよね。
美姫ティバージョンは、ツボを押さえていて良かったです!
イリュージョンw
(・∀・)、、パコ美のウリとして毎年あれこれやってくれたら楽しめます
パコ美といえばイリュージョン!みたいなw
ただこれが表現として評価されるか(ジャッジ的に)といえば、衣装の視覚的劇的変化の部分を自分の動きや踊りで示した方がぐっと評価されると思うので、短所も有りますよねえ 難しい所
あと火の鳥は、過去に様々な選手達が名演してるのでその選手達の演じた表現力を思い出してしまうので、ジュニアあがりのパコ美は違うテーマで挑んだ方がよかったかも?とも思いました~
>ジゼル様
確かにそうですよね、表現としてのジャッジの評価としては逆に
下げてしまうかもしれないですね。あくまで衣装でなく、動きで表現を体現するものですからね。
なんか火の鳥話をしていたら、わたしはミキティを思い出してしまいました!
Tomoさん、おはようございます。
バコ美ちゃんの記事が続き、嬉しいです。
ルッツの膝のお話、成る程と思いながら読ませていただきました。
羽生くんと比べると良く分かりますね。試合前にこのようなご指摘があると、放送の時に気をつけて見れるので、有難いです。
『火の鳥』と言えば、町田樹くんの印象が強いです。赤い羽根の着いた衣装、うっすらメイク?したような鋭い眼光。
テクニックどうこうは分からないけど、何かスゴくて目が離せない。当時、そう感じたのを覚えてます。
バコ美ちゃん、お姉ちゃんになったと言ってもそこ数か月の話なので、まだジャンプに躰の影響とかは無さそうですね。
元々の表現力に磨きをかけて、衣装だけが話題にならないような演技を期待します。フレー、フレー、バ・コ・美!
>マルタ様
バコ美はルッツ、かなり深く沈むのが前から気になっていました。
ちょっと無理をして力を入れて跳んでいるような感じですかね。
スピードを回転に活かしにくいのがルッツジャンプですけど、このままだと
跳べなくなりそうなのです。
マルタさんはまっちーなのですね、わたしはミキティです笑
衣装は添え物、表現力で魅せてほしいですよね!
オネエさま いよいよ近づいてまいりましたね、これから数日のご飯や買い物、時間配分、予定やら色々考えないと!オタオタしてます^^;
羽生くんとの比較、マルタさんもコメントされてるようになる程⁉︎と。
沈み込みが深いと脚の負担が増えて怪我しやすくなりそうで、男子のように筋力で補えない分 ちょっと心配になります。
音の捉え方を秒単位で身体をコントロールするフィギア、見た目の優雅さやムードに目を奪われがちですが スポーツとしてみる視点だとまたフィギア鑑賞も深まりますね。
バコ美ちゃん、可憐な少女から少女期特有の危険な香りを漂わせてパフュームはピッタリ!
>おばちゃん様
準備万端かしら?笑
フィギュアって本当に奥が深いですよね。
芸術鑑賞としても楽しめるし、技術的な面におもむきを置いて見ると、
見る目線も違うし、何より見る人の感性によって捉え方はそれぞれですものね~。
ちなみにあたしは今晩からカレーで乗り切ります笑