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フィギュアスケート

更新日:

非常識極まりない男よ!スケ連前会長が慰謝料請求はおかしいでしょ!

皆様、こんばんは!

目を疑うようなニュースが飛び込んできたのよ。

フランススケート連盟の前会長、ディディエ・ゲヤゲ氏が辞任を強いられたとして、女性権利・都市・青少年・スポーツ省に対して日本円にして、約3538万円の支払いを求めているですって!?

なんでこんな不正ジャッジスキャンダルまみれな上に、未来ある子供達を苦しめた事実を隠蔽しようとした輩が慰謝料だなんて!

この男の非常識極まりない言動の数々を、到底許すことなんてできないわよ。

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フランススケ連前会長ゲヤゲが辞任を強いられたとして、慰謝料請求ですって?

仏アイススポーツ連盟前会長、スポーツ省に慰謝料請求

フランス・アイススポーツ連盟(FFSG)のディディエ・ガイアゲ(Didier Gailhaguet)前会長が、性的虐待スキャンダルで辞任を強いられたとして、女性権利・都市・青少年・スポーツ省に対して約30万ユーロ(約3538万円)の支払いを求めていることが分かった。

AFPが確認した文書によると、ガイアゲ前会長は任期を全うしていれば受け取れるはずだった給与15万2550ユーロ(約1800万円)と、それとほぼ同額の慰謝料を求めている。前会長は、辞任すべきだと強調したロクサナ・マラシネアヌ(Roxana Maracineanu)スポーツ相の圧力を非難している。

※AFP通信より一部引用

https://www.afpbb.com/articles/-/3285162

このゲヤゲって男は、なんでフランススケ連会長を辞任させられたのかわかってないの!?

自分がいままでしてきた悪行の数々を棚に上げて、任期満了金と同じ分の慰謝料くれって何言ってんのよ!

このAFP通信には書かれていないけれど、この男は2002年ソルトレイク五輪のペア競技の不正ジャッジ、そのスキャンダルの張本人なのよ!

以前にもお話したことがあるけれど、改めて取り上げさせて頂戴。

ゲヤゲ氏から「ロシア組を勝たせてくれ」と裏取引があったソルトレイク五輪の不正疑惑

【ロシア、ベレズナヤ&シハルリドゼフリー演技】

※動画はYouTubeでご覧くださいまし

ベレズナヤ&シハルリドゼ RUS CHN USA FRA POL CAN UKR GER JPN
技術点 5.8 5.8 5.7 5.8 5.7 5.7 5.8 5.8 5.7
芸術点 5.9 5.9 5.9 5.9 5.9 5.8 5.9 5.8 5.9
順位 1 1 2 1 1 2 1 2 2

今でもよく覚えているソルトレイク五輪ペア競技の疑惑のジャッジ問題。

ショート首位に立った、ロシアのベレズナヤ&シハルリドゼ組。

フリー演技では、シハルリドゼがジャンプの着氷で、一度だけステップアウトしてしまったのよね。

各ジャッジが付けた順位にご注目頂きたいのよ。

1位をつけたジャッジが5名。

【カナダ、サレー&ペルティエフリー演技】

※動画はYouTubeでご覧くださいまし

サレー&ペルティエ RUS CHN USA FRA POL CAN UKR GER JPN
技術点 5.8 5.9 5.8 5.8 5.8 5.9 5.8 5.9 5.8
芸術点 5.8 5.8 5.9 5.8 5.8 5.9 5.8 5.9 5.9
順位 2 2 1 2 2 1 2 1 1

続く、ショート2位で折り返したカナダのサレー&ペルティエ組はノーミス!会場も大歓声、選手も、そしてお茶の間観戦していたあたしもカナダペアの優勝だと確信していたのよ!

けれども、カナダ組に1位をつけたジャッジは4名。

よって、結果はミスがあったロシア組が金メダル、ノーミスで誰もが優勝と確信していたカナダ組が銀メダルという結果になったのよ!

カナダ組のキスクラで、まさかの判定の悔し涙、騒然とした会場のざわめき。

そしてジャッジのしれっとしたツラ見ると、いまでも怒りが込み上げてくるわ。

でもね、アメリカとカナダのマスコミは連日、不当判定だ!と大騒ぎする事態になって、

五輪フランスジャッジのルグーニュ氏が、フリー翌日の審判全員が出席する会議が開かれた際に、

「フランスのゲヤゲ連盟会長から、アイスダンスでフランス組をロシア組に勝たせる条件で、ペアではロシア組を勝たせてくれと言われた」

という驚愕の証言をしたのよね。

元国際審判員で、このソルトレイク五輪ペア競技9人のジャッジの1人だった杉田秀男氏の記事をご紹介するわね。

ちなみに杉田氏はカナダをフリー1位の席次を付けていたのよ。

ロシア組は両足着氷があり、杉田氏は0・1点差でカナダを上位につけた。観客も大声援でカナダを支持したが、9人のジャッジのうち5人がロシアに1位をつけ、ロシアが金、カナダが銀。会場は騒然となった。ただ、杉田氏は「反響は大きかったが、おかしいというのは、その時点ではなかった」と話す。

空気が変わったのが、杉田氏によると、会場から帰るバスの中だという。フランスのルゴーニュ審判が、同乗した国際スケート連盟(ISU)技術委員から「なぜロシアを上位にしたの」と問われた。すると、同審判は泣きだしたという。「何が何だか分からなかった」(杉田氏)。

翌日の12日、レフェリーがISUに報告書を提出するために、審判全員が出席する会議が開かれた。その席で杉田氏は、ルゴーニュ審判が「私はISU審判だけど、フランスの審判でもある」と話したのを聞いた。15日には、フランス連盟会長が「彼女は圧力を受けていた。操作されていた」と、暗に裏取引があったことを認める発言をした。騒動は一気に世界中に拡大し、五輪史上まれに見る不正疑惑へと発展していった。

※日刊スポーツより一部抜粋

https://www.nikkansports.com/sports/column/figurekoi/news/201712050000255.html

フランスジャッジのルゴーニュ氏が「ゲヤゲから不正ジャッジ」を依頼されたのに、

当の本人ゲアゲはまるで他人事のように審判会議で「彼女は圧力を受けていた、操作されていた」としらばっくれてるんだもの。

この騒ぎを受けてISUのチンクアンタ会長が

「フランスの審判員に不適切な行為があった」という理由を示して、

フランスの審判員の判定を削除し、1位をつけたジャッジの数を4対4の同数に変更してカナダ組にも金メダルを授与したのよね。でもすっきりしないわよね。

後のISUの調査によって、ゲヤゲ氏は3年間の間、国際大会へも関与禁止と2006年トリノ五輪に参加しないという制約が与えられたのよ。

この発表の一週間後にゲヤゲは会長辞任したものの、あたしの大好きなジュベ様ことブライアン・ジュベ―ルの相談役として、

国際大会に関与し続けたのよね。

なぜかって!?

このゲヤゲはジュベ様の相談役という立場を利用して、

虎視眈々とまたスケート連盟会長に返り咲くことを狙っていたからなのよ!

2007年12月に50%以上の得票を得てスケ連会長に再当選したのだって、本当に正しい投票だったのか疑わしいわよね。

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ゲヤゲ氏は未来ある子供達を苦しめてきた元コーチの愚行さえも隠そうとした!

マラシネアヌ・スポーツ相は「事実の重みや長期にわたり続いていたことは、連盟内部に全体的な機能不全が存在していることを示している」「ディディエ・ガイアゲ会長は、自身の持つ道徳的かつ個人的な責任から逃れることはできない。そのため、すべての責任を取って辞任するよう彼に求めた」とコメントした。

「私はミスを犯したが、罪は犯していない」と全面的な謝罪はしなかった。

マラシネアヌ・スポーツ相は、すでに不適切な行為が疑われていたベイヤー氏をなぜもっと早く解雇しなかったのか詰問したが、ガイアゲ会長は同相が「耳を傾けず、とりわけ私の話を聞かなかった」と不満を口にしている。

※AFP通信より一部引用

https://www.afpbb.com/articles/-/3266561

こちらの問題についてもゲヤゲ氏は、当時、

「この件の90パーセントは10日前に、報道や本で知った」などと言っていたのよね。

何が90%よね、残り10%は一体なんなのよ!?

自分の会長の座を守るために、一生心に残るような傷をつけておいたことを隠すだなんてありえないわよ。

これをミスで済まそうとするだなんて考えが浅はかだわ!

事の重大さ、スケ連会長としての立場の責任の大きさをまるっきりわかっちゃいないのよ。

不正ジャッジはするわ、子供達を傷つけたことは隠そうとするわ、自分の私利私欲の為にスケ連会長に居続けたことが許せないわよ!

それもこれも任期満了金が目当てだったってことが、今回の慰謝料請求でよくわかったわよ。

何が大切なのかをもう一度考えてほしいわね。

スケ連会長は選手を守り、そして毎日の練習を頑張っている選手達が試合で最大限の力を発揮できるようサポートし、それを公正に評価するようにISUへ働きかけることが仕事でしょう。

やってきたこと、まるっきり正反対よ。あんたが迷惑を掛けたスケーター達へ慰謝料払うべきよ。

日本のスケ連もちゃんとスケーターを守れてる?

おかしなISUの採点にちゃんと声を上げている?

ソルトレイク五輪の不正はメディアからの声でISUが動いたからね。

日本のメディアは、、、特定の選手の捏造記事ばかり。

「人の振り見て我が振り直せ」と言う言葉があるけれど、

ゲヤゲの振り見て、日本のスケ連振り直せと言いたいわ!

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愛のオネエサロン

  1. パリから愛を込めて 2020年6月2日 5:50 PM

    お姉さま、お久しぶりです。
    ゲヤゲの厚顔無恥さは今に始まったことじゃなく、オリンピック委員を辞めない、とゴネているそう。また厚顔無恥なのはゴーンも同じで、ルノーから退職金未払いだと、労働裁判所に訴えているのよ!
    フランススケート連盟は、元アイスダンス選手のぺシャラを会長に迎え、彼女は組織のうみを出し、ボブスレーやスピードまで含めて、施設の拡充に乗り出すそう。一週間前からグルノーブルのリンクが開いて、ケヴィンやアダムも練習再開。ぺシャラはソチの判定を不服として、審判員の資格も取った頑張り屋さん。悪名高いフランススケ連を改革するパワーで、世界中のフィギュア界に組織・ジャッジの透明性を追求してほしいですね。

    • オネエ 2020年6月2日 7:12 PM

      >パリから愛を込めて様

      お久しぶりです、お元気にされてらっしゃいますか?
      フランスのスケ連事情を詳しく聞かせて頂いてありがとうございます。
      ぺシャラのソチ判定の不服さから、ジャッジ資格を取ったのですね、素晴らしい!
      ぜひフィギュア界に蔓延する不正を一掃してほしいですね!

      • パリから愛を込めて 2020年6月5日 11:09 PM

        お姉さま、
        5月の末に、アイスダンス世界チャンピオンのギヨーム・シゼロンが、LGBT 老舗クオリティ・ペーパー「TÊTU 誌のインタビューに答える形で、「カムアウト」
        しました。スポーツ新聞の一面にもなり、子供の頃から言葉や身体的な暴力の犠牲になってきたことを語っています。
        ゲイヘイトはセクハラと同じ、恥ずべき人権侵害だと言うことがはっきりする時代になって来ました。
        そのうち英語でも伝えられると思いますが、この潮流も取り上げて頂けると嬉しいです。

        • オネエ 2020年6月6日 8:40 AM

          >パリから愛を込めて様

          シゼロンのカミングアウトは拝見しました。
          わたし自身もセクシャリティについて様々な経験をしてきております。
          ぜひ機会を設けて一度記事にできたらいいなと思っています。

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