皆様、おはようございます!
グランプリシリーズ・ロステレコム杯を明日に控えて、ロシアスケ連は感染対策についての具体策をコメントするも、
一方でモスクワのリンクであるアイスパレスが改装され、医療最前線となる患者専用病院へと様変わりしてしまった現実。
そして、メダリストオンアイスの公式トップ画が変更になり、特別強化選手達が並ぶことになったのだけど、、、
あまりにも衝撃的な光景が!モスクワのアイスパレスがなんと患者専用病院に、、、
「グランプリがハイレベルで開催されることを願っています。しかし、私たちは観客とメディアの両方の入場に関して厳しい状況にあります」
ロシアフィギュアスケート連盟のコーガン氏は、コロナウイルスに関連してグランプリシリーズのロステレコム杯で講じられた感染対策について話しました。
「競技会のすべての参加者の安全を確保するために、すべての衛生対策が講じられます。彼らはホテルの特定の棟に住み、特定のエレベーターを使用し、温度を測定し、更衣室には必要な衛生設備が備わっています。メディアの代表者を含む、アスリートとコーチのコミュニケーションが変更されます。
※参照:sports.ru
モスクワでの感染状況が深刻化する中で、
ロシアスケート連盟は、ロステレコム杯に対しての感染対策についてコメントしているけれど、
ホテルの特定の棟とエレベーターということは、日本で言う別館のようなものを丸ごと1棟貸切にして隔離状態にしているということ?
いくらそうしても、選手達同士が同じ棟の中で自由に行き来できるのであれば、不安な面も大きいわよね。
モスクワスポーツ局スミルノフ氏は、「ロステレコム杯の座席にはセパレーターカバーが装備されており、必要なソーシャルを維持して座席をずらします。準備には常に困難が伴いますが以前の国際大会で解決し、すでにルールになっています」
※参照:championat.com
セパレーターカバーって、「STOP」っていう席の間隔を空ける張り紙みたいなものかしら?
こちらはやって当たり前のものだし、観客やコーチのマスクの装着の仕方(多くが鼻を出していたわよね)を徹底させた方がいいんじゃないかしら?
動画:モスクワのアイスリンクが巨大な #コロナ 専用病院に、感染急増で pic.twitter.com/3BijtcugOR
— ロイター (@ReutersJapan) November 17, 2020
観客を入れるの、安全面だのと言っている一方で、
同じアイスリンクのアイスパレスが、患者用専用病院に、、、
本来であれば競技が行われる会場が、
感染との戦いにおける最前線基地へと改装されて、日々増える感染者を受け入れる施設になっているのよね。
競技で大きな注目を集める会場が、こんなにも多くの医療従事者が命を懸けて戦う場所になっている光景に様変わりをしてしまったことに、ショックを受けてしまったわ。
病院施設が圧迫するほどの、現在のモスクワの危機的状況が伝わってくるし、
観客入れるの、入れないの前に、フィギュア競技開催自体どうなのか?と問いただすような気持ちになるわ、、、
Фигуристы Пепелева и Плешков пропустят этап Гран-при в Москвеhttps://t.co/VUVY8qVEg6
— FigureSkatingRu / Фигурное Катание (@figureskatingRu) November 18, 2020
ロシアペアのペペレバ&プレシコフは、コーチのタラソフコーチが陽性の為、ロステレコム杯出場を断念。
コーチの感染発覚後に、ふたりとも検査では陰性の結果だったけれども、練習を積んでくる時間がなかったと。
そりゃそうよね、もしかしたら自分が感染しているかもしれない状況化の中で、ましてやペアとしても練習なんてできるわけがない。
エキシビジョンでは集客を見込んで、ザギトワ、そしてワリエワも特別出演が決定しているのよね。
今大会の大きな問題は、いくら国内大会として位置付けているとはいえ、ISU主催のグランプリシリーズとしての開催ということ。
ISUがこうした状況化においても、観客を入れて開催させることを黙認しているのならば、選手の安全を第一に掲げていることも嘘になってしまうもの。
あくまで推測だけれど、ISUはロステレコム杯を観客ありで成功させたい実績を作りたいのでは?と思ってしまうわ。
今季まともかどうかは別にしてよ、競技会の回数を一番多くこなしてきているのはロシア。
開催が絶望的ともされている、ヨーロッパ選手権、そして世界フィギュアの開催地の代替国を探す時に、ロシアが名乗りを上げるのではないかしら?
ロシアスケ連も、必要以上にヨーロッパ選手権や世界フィギュアについての見解を述べる、インタビュー記事があまりにも多く目立つのよね。
☆合わせてお読み頂きたい☆
メダリストオンアイスの公式トップ画像に特別強化指定選手達が!
出典:公式
「JFS令和2年度特別強化選手 ※写真はイメージであり、出場選手を確定しているものではありません」
と注意書きが右上に記載されているものの、やはり羽生結弦の写真を見ると全日本フィギュアへの出場を期待してしまうわよね。
海外を現在拠点にしている紀平梨花、宇野昌磨、宮原知子はどうするのかしら?まだそれぞれ海外にいるようだし、
2週間の自己隔離を含めて、遅くとも12月頭には日本入りしていないと出場が難しいんじゃない?
そして一番気になるのは、やはり羽生結弦の出場するかどうか!?
全日本フィギュアに出て、結果を出せば必然的にメダリストオンアイスへの参加も義務付けられるわけでしょ?
今日本でも感染再拡大している中での有観客開催は、本当に難しいわ。
無観客で競技会だけならまだしも、観客を入れてのエキシビジョンだなんて、今やるべきことなのか、、、
それにしてもこの特別強化指定選手達を見ていると、スケ連はいくら条件に当てはまらなかったとはいえ、
男子シングルの次世代の強化を考えているの?って思ってしまうわね。
それでは、皆様本日もどうか良い一日を。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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愛のオネエサロン
アイスパレスといえばCSKAですよね。陸軍管轄のクラブだからできることなのかしら…と思いましたけど、実際のところはどうなんでしょうね。トップ(プー○○)の鶴の一声?
日本も他国のことをいえず、今回の事例はある意味役に立つかもしれないです。東京なら五輪のために新しく作った施設は空きスペースがあるので、期間限定で病院の機能を展開することも可能でしょうか。
こちらのブログにはロシアにお住まいのぴーたん様もおられますし、案じております。いかがお過ごしかしら。
>fujino様
まさにCSKAですね。
同じリンクでも今日大会があるのに、一方ではコロナの最前線の医療現場ということに
複雑な気持ちです。
日本の五輪施設も今回の事例をもとに活用の仕方を考えるべきですね。