ミーシン爺が、コリヤダの今季ショートをCarusoから、くるみ割り人形に戻すことを発表したわよ。
シーズン冒頭から、いくつかのプログラムを試すことで、「バレエ」曲に。昨季の名プロ「ヌレエフ」も復活しないかしら?
そして「ロシアの羽生」とメディアが12歳の天才を取り上げているけれど、一体誰のことなのか見ていきましょう。
ロシアの羽生って一体誰よ?コリヤダはショート曲を再び戻すことを発表に
アレクセイ・ミーシン「コリヤダのショートプログラムを、サンクトペテルブルク・バレエを代表するバリシニコフに捧げます」
ロシアのミハイル・コリヤダのショートプログラムについて、アレクセイ・ミシンコーチが語りました。
「イリヤ・アベルブフ氏は、コリヤダののショートを、サンクトペテルブルクのバレエ学校の特徴と伝統を強調するために、多くの専門家を招いて制作しました。
このプログラムは、サンクトペテルブルクのバレエを代表する偉大な人物、ミハイル・バリシニコフに捧げます。プログラムのスタイルは、バリシニコフの悲愴感あふれるバレエによって大きく形成されています。
シーズン当初から、ショートプログラムのバリエーションをいくつか試してきましたが、今季は「くるみ割り人形」です。チャイコフスキーの音楽のテーマ『悲愴』は、コリヤダにとって最も興味深く、珍しいものだからです」
※参照:sports.ru
ミーシン氏によって、コリヤダの今季ショートは「くるみ割り人形」→「Caruso」→「くるみ割り人形」に戻ることが発表されたわよ。
【テストスケート2021Caruso」
「Caruso」はテストスケートで見納めだったというわけね。
こちらの黒を基調としてゴールドをあしらった衣装も好きだったんだけど、くるみ割り人形の衣装はまたきっと変更になるのかしらね?
バレエにこだわるプロなら、昨季のフリー「ヌレエフ」も戻してほしかったわ。
「ヌレエフ」こそ、コリヤダの名プロの予感がしたのよね。
もちろん、今季フリー「シンドラーのリスト」も衣装もよく再現されて、こだわりがあると思うのだけど、
体のラインの美しさが引き立たない気がして。ジェイ子のシンドラーはもっと柔らかい感じの衣装だったわよね。
プログラムの選曲から、衣装の話になっちゃいそうよね。でもそれだけ「衣装」って大事なウエイトを占めているもの!
トゥトベリゼの教え子『ロシアの羽生』は成長している
ロシアカップ第1戦シズラニ大会男子ジュニアで、コレスニコフは12歳で3回の4回転を跳んだのです。
この驚異的な才能を持つ少年については、2年前にテレビ番組のコンテスト「Ice Age」で優勝したことで、日本でも知られるようになりました。
※参照:TELESPORT
「ロシアの羽生」という見出しの記事に、誰!?と思わず演技を見てしまったわ。
12歳のコレス二コフ、エテリの教え子。
冒頭から4S、4T-2T、4Tとクワド3本構成は凄いわよね。でもエテリ式のいつものタノジャンプなのね、、、
個人的にはタノはやらなくてもいいと思うけど。
演技全体を通して、ジャンプを表現力の一部として見た時に、どうしても毎回タノタノだと、逆に個性を感じられないのよね。
で、どこが羽生なのか?と見てみると、ビールマンを取り入れたり、強いて言えば昔のプルを意識したマッシュルームヘアなところ!?
まだジャンプっていう印象のプロだけど、柔軟性などもあるし表現力が今後身に付いていけば、
タラソワにも期待が持てないと言われているロシア男子シングルなだけに、希望の星になる可能性も十分あるわね。
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オネエ様
コレスニコフくんは ロシアの羽生というより ロシアのネイサンチェンというほうが
合っている気がします。
エテリも 女子だけではなく男子も育成したいのは 念願でしょうけど・・
>kk様
kkさん、こんばんは。
エテリ式のタノジャンプばかりが目立ってしまうプロですよね。
そこに表現したい何か強いこだわりが見えたら、もっと成長しそうです。
オネエ様、こんばんわ。
なんだかとっても残念な気持ちになるのは何故でしょう…。
コレスニコフ君は多分ジャンプも跳べて柔軟性があるから「ロシアの羽生」と言われてるんでしょうけど、それよりも問題はどうしてエテリのところは男子も女子もクローンのように同じ滑りなのでしょうか。まるでファストフードのマニュアルのようです。同じクラブの同じコーチだから仕方ないのかもしれませんが、あまりに個性が感じられません。
例えば悲しい曲では表情はこう、動きはこう、って決められていて選手たちは皆同じようにその通りにやっているだけなのでは?子供でも子供なりに曲や世界観を表現しようという気持ちで滑っていれば伝わるものだと思うのですが。そういう意味では「羽生結弦」ではなくkkさんの仰るように「ロシアのネイサン」かも。
あとタノジャンプ、なんでここまでみんなタノタノするのかな?て考えてみたんですけど、もしかしてGOEを上げるためじゃなくて腕を締めるより実はこの方が速く回れるとか?五円玉に糸をつけて左右にぎゅうっと長く引っ張ると五円玉が速く回りますよね。違うか?(笑)
>ちょび助様
タノジャンプがGOE加点にならないことも、もう選手も理解していて、
それでも両手を上げた方が跳びやすいとワリエワが以前インタビューで答えていましたね。
どうしても個性が隠れてしまいますし、ジャンプが跳べて柔軟性があるから=羽生と安易に名づけるのも
また違いますよね。
コリヤダ君のくるみ割り、楽しみです。しかもバリシニコフに捧ぐですって!?ミーシン先生ー!と大興奮。やっぱりロシアンにはロシア芸術の粋を集めたプロを演じて欲しいです。特に五輪では。アベさんの渾身の振り付け待ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=n8D8doKD8XA
(バリシニコフのこのドンキ、1分に凄いが詰まってます~)
カルーソは、ミーシン先生つながりでいうとプルがトリノで金メダルを取ったときのEXのアンコールで演じてますよね。急ごしらえとはいえミーシン先生が五輪シーズンに思いを込めて選んだのかな、と思いました。
パヴァロッティの肉感的で叙情性溢れる声がコリヤダ君を飲み込んでしまっていて、相反するようにコリヤダ君が持つ硬質の美が浮き上がってくる不思議。衣装も抑え目なゴールドと背中の透け感が禁欲的でセクシー、大好物です(単なる趣味でした)。カルーソはEXにしてもいいですし、衣装は何らかの形で使って欲しい…
マッシさんの羽生君のポスターもブラボー、大勝利です!反った胸元から顎先、指の先まで意識が行き届いていて本当に美しい。よくぞこの瞬間をカメラに収めてくれました、と感謝したいです。一番はこの姿勢を作り出す体幹を持つ羽生君に、ですけども。
>fujino様
カルーソにはミーシン氏の五輪への思い入れがあったのですね!
衣装がゴールドをあしらってとても素敵なので、また別の機会に滑ってほしいですね。
フリーはホワイトクロウに戻さないですかね?
オネエ様、こんばんは。
ミーシン先生のコリヤダ君に対する思い入れは私の妄想です笑。ただ、リーザのFSの最初の方でプルのニジンスキーに捧ぐと同じフレーズを使った曲にしていたり、偶然というより意識的なのかな?と感じられたんですよね。
ミーシン先生お元気ですけど、次のミラノ五輪やその先まで指導を続けておられるか未知数なので(奥様のミーシナ含め)、今回の五輪はリーザやコリヤダ君にぜひ代表の座を勝ち取ってもらいたいです。もちろんワールドで頑張ったセメネンコも。
>fujino様
ミーシン爺&ミーシナはきっとミラノ五輪でも指導者として活躍していそうですね!
リーザにはぜひ初めての悲願の五輪出場を今季果たしてほしいと思います。
セメネンコも代表を勝ち取り、自信をつけたのではないでしょうか。