世界ジュニア男子フリーが終わり、米国マリニンが2位以下に大差を付けて優勝。日本の壷井達也が3位と大健闘したわよ!
三浦佳生は万全の状態でない中、ショートのどん底からどう気持ちを切り替え対処していくのかを学んだと。
女子ショートでは、米国レヴィトが「白鳥」で芸術性溢れる演技を見せて首位に立ったわよ。
どん底の結果から何を学んだか?世界ジュニアで米国スケーターらが座巻も
【ジュニア男子シングル総合順位表】
【男子フリー順位表】
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優勝は予想通りマリニン。クワド4本構成と大きなミスなくまとめたけれど、
どうもジャンプだけを跳んでるプロに見えてしまい、スカスカ感が否めないのよね。
マリニンには才能やスター性、そして恵まれたスタイルもあるし、スピン、ステップなどを取っても素晴らしい。
けれど、プログラム全体を通した時に、伝えたいものがまだ響いてこないのよね。
ジュニアに多くを求めるのは酷かもしれないけれど、彼はそれだけ高いレベルのものを持っているから厳しい目になってしまうのよ。
演技構成点の「演技」や「音の解釈」で9点台を付けているジャッジは大丈夫!?過剰評価が、彼の持つ才能をダメにしてしまう。
Ilia Malinin (USA) celebrates “Golden Age” in Tallinn with the 🥇 medal for the Men's event 🤩
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🔗 https://t.co/Glor6DVqgP#WorldJFigure #FigureSkating pic.twitter.com/NtDcjP76H6
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) April 16, 2022
「Golden Age」って、ISU持ち上げるよね~!笑
もうこんな点数が出るんだと、現状に甘んじたらそこで成長はストップしてしまうし、ジュニアの大会って、そもそもシニアに向けた多くの課題を見つける機会だと思うのよね。
ラファの高難度ジャンプさえ跳べばいいというスタイルは継承してほしくないわ。マリニナ姐さんがガッツリ指導していかないと。
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去年受験でスケートから離れていたこともあり、なかなか試合で思うように演技ができないことが多かったが、4月から8月まで中野先生のもとで厳しい練習をしてきて、それがシーズン後半の全日本だったり今回の試合につながってきたんじゃないかなと思う」#世界ジュニア
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) April 16, 2022
冒頭の4サルコウは、自分の中でも満点の評価ができるぐらいと述べているけれど、ジャッジは「q」判定。
スケーターの感触とジャッジ評価に「差」が出来ると自信さえ揺らいでしまうわよね。こういう点でAI導入があれば、
具体的にどのくらい足りないのかを数値化して、より選手のモチベーションにも繋がるのでは?
彼のジャンプは着氷がとても柔らかいわよね。
ジュニアだけど、すでに19歳なのね。来シーズンから本格的にシニア参戦かしらね。
#壷井達也 選手「一番好きなスケーターは #羽生結弦 選手です。スケーティングの中にジャンプが解け込まれていて音楽との調和性という部分でも素晴らしいなと感じています。北京五輪で誰も成功したことがない4回転アクセルにチャレンジする姿勢に本当に感銘を受けました」
— Megumi Takagi/高木恵(スポーツ報知) (@megdale1021) April 16, 2022
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#三浦佳生 選手137.56点197.59点。「今自分ができるベストを尽くしたかなという印象。体も痛くなかったし伸び伸びと滑ることができた。肉離れの所もこっちに来た時はすごく痛かったが治療してもらいながら段々と取れてきて、昨日くらいから全然感じなくなった。
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) April 16, 2022
やっぱりあの結果は僕じゃなくてもへこむと思う。僕自身はこうして対処する、次に向けてこう気持ちを切り替えるっていう新たな発見にはなったので、毎回毎回うまくいくわけじゃないので、これもいい経験だったと思っている」#世界ジュニア
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) April 16, 2022
万全の状態でない中、よく頑張ったわ。
何よりも本人のインタビューで話していることが、今大会で得た最大の収穫だと思うわよ!
スピード感とスケールの大きさが魅力で、フリーも勢いでいってしまうのでは?と期待もしたけど、
最後のコンボ3ルッツー1トーループ。セカンドをシングルにしたのは、ザヤック回避と冷静な判断も持ち合わせているのね。
彼は実戦で多くのことを学んでいく天才肌のような気がする笑
まずはゆっくり休んでほしいわね。
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明日!4月18日発売
☆伊藤聡美作品集 MUSE ON ICE
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表紙が公開に!
☆KISS&CRY特別編集 羽生結弦POSTCARD BOOK Dreams -Short Program-
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☆アイスジュエルズvol.16
北京オリンピックで、前人未到の大技「4回転アクセル」に挑戦した羽生結弦選手。世界初と認定された4回転アクセルを、羽生選手自ら解説してくれました。
NEW!5月7日発売
☆フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022 氷上の創造者
●巻頭特集●
羽生結弦の2021-2022
・フォトドキュメント2021-2022
・言葉でたどる羽生結弦
・ライバルは自分だった―最強の姿を探し求めて―
・熱狂に包まれた北京
・練習リンクに出現した至高の空間―12のプログラム―
●特別寄稿●
◆マッシミリアーノ・アンベージ(伊ユーロスポーツ)
・羽生結弦―「時代の旗手」たる姿を残した北京オリンピック―
etc
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女子ショートは米国のレヴィトが首位に。
彼女の演技は、往年のフィギュアファンの琴線に触れるものがあるわよね。
所作の美しさ、そして表現へのこだわりとなんだか当時のオクサナ・バイウルを見ているよう笑
3ルッツー3ループのコンボ。ルッツに入る時の荒々しさが若干気になったぐらいね。
今後、高難度ジャンプを入れてきた時に、芸術性とどう両立させてくるのか楽しみにしたいわ。
この最後のフィニッシュポーズを取るために、オーバータイムで減点「-1」に汗
それでも、こわだりは決して省略しないところが好きよ笑
それでは皆様、本日もどうか良い一日をお過ごしくださいね。
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オネエさま、おはようございます。
佳生くん頑張りましたね。彼は私の次代選手イチオシなので、注目しています。
今回は万全ではなかったけれど、本当に良い経験でしたね。勝負事は勝った時より負けた時の方が、学びが大きいと言われているので、この経験を生かしてより成長してもらいたいと思います。
マリニンねぇ。彼も注目していたんです。スター要素あると思っていたし。
でもISUのプッシュが凄くてなんか白けてしまって、すっかり興味無くなってしまいました。だからもう演技も見る気がしない。
ISUって全然学習能力が無くて呆れてしまいます。今までだって散々失敗してるのに、まだ分からないんですね。期待してないけど…。自分たちのしている事に罪悪感も感じられないなんて、その感覚が信じられません。
オネエさまの前のブログにもありましたが、スターは作られるものではないのに、懲りずに同じ過ちを犯そうとしていますね。
>nokorin様
nokorinさん、こんにちは。キスクラで隣にラファが座った時に、ジャンプ偏重になってしまうのでは?とさらに不安がよぎりました。お母様のマリニナは現役時代応援していた選手で、正確な技術、基礎を大事にし、芸術性も高めていく姿勢に共感しました。ISUはスター作りに必死ですけど、本当に優れた選手ならそんなこと不要ですよね。
壷井の表彰台、やっぱり中野組は厳しいだけに強いのね!
レヴィトの「こだわりを捨てないためのオーバータイム」、私も好きです。トランジションが豊富でも緩急があって詰め込み感がないから、音楽の世界に入り込めました。2〜4位の韓国女子は上手いけど、綺麗すぎて印象に残らなかったです。エテリ組や木下アカデミー女子もそうだけど、教科書通りのジャッジ向け演技に見えてしまって(お客様より社内評価のために頑張る会社員みたいな)…真央、みどり、クワン達から感じた、観客との一体感が恋しくなるんですよね。レヴィトや三浦佳生からはそれを感じます!
マリニンは高難度ジャンプが楽しくてたまらないお年頃、ペギー・フレミング杯に出て表現力の上位を目指したらいい修行になるかも?技術点と演技構成点の連動やめてほしいですよね。
>敏感汗様
敏感汗さん、こんにちは!
レヴィトのオーバータイムをしてでも最後のあのポーズは白鳥の演技に必要なわけでして、強いこだわりを感じました。ルッツの跳び方が急に強引な感じになるので、演技全体を通して唯一違和感を感じたところです。マリニン、ペギー杯出てほしいですね!
オネエさま おはようございます。
たしかにバイウルがチラつく笑 けどレヴィト嬢はあの圧はないかな笑
S字にカーブからイナバウアー、からの2Aがお気に入りです!お衣装も綺麗ですよね。
韓女は綺麗にまとまる感なんですが、なんか皆んな似て見えるのよね?
マリニンくんはジャンプ スピン エッジワークとちゃんとしてるから、ラファとお母さんがどう指導していくかでですかね。
降りれば点積み上がってくから汗
三浦、頑張ったな!演技に熱量のベクトルが見える、怪我をしないスケーティング技術を磨いていって欲しいですね。
夏休みはクリケで集中講座とか受けて〜爆走もエッジの体重移動だけで脚の負担とか違ってくると思うんですよ(素人考え)健康でFaOI に参加すれば得るものは大きいでしょうしね!
>おばちゃん様
おばちゃんさん、おはようございます。
確かに韓国女子は個性がほしいところですよね。
三浦は怪我とどう向き合って本番に向かっていくかを学んだとコメントしていますし、
怪我をしない体作りも必要になってきますね。
オネエ様、こんばんは。
ラファは五輪が終わったあと(ネイサン引退前提で?)年取ったしコーチ業休みたいようなことを言ってましたけど、マリニンの大躍進やゴゴレフの復活が見えてきて欲が出てきた感が汗。マリニンは4回転のためにラファに師事したんだろうと思いますが、課題の音楽表現を身につけるにはご両親か別のコーチに任せる方がいい。でもISUも米スケ連もロックオンしちゃったから、ネイサンの勝ち方を踏襲するのかな…って。来季以降を見てみないと分かりませんが、大人の利権+金稼ぎに若い選手を巻き込んで潰す構図、本当に止めて欲しいです。これレヴィトを含みますけど。大事に育てて…
男子はカザフのシャイドロフを気にしていました。シニアのワールドが仏政府の方針でビザが下りずWDになったので。Jr.ワールドはコーチのウル様も帯同できて、しかも銀メダルまで取れたのでホッとしました。今後ロシア拠点の海外選手まで国際大会から閉め出す方向になれば、彼も移籍を考えざるを得ないでしょうし。複雑でしょうね。
女子はロシアのソフィア達(アカチエワ、サモデルキナ、ムラビヨワ)が出場していたら…と想像しましたが、虚しくなりました。特にサモ、ムラビは来季シニアに上がる五輪に遠い生まれ年なのに、コロナと軍事侵攻でジュニア、シニアと国際大会の機会を奪われてしまった。せめて今季大阪のJGPFだけでも開催できていれば…と今更ながら思っています。もちろんウクライナの選手はそれどころじゃないんですけどね。
Fujino 様 今晩は☆ シャイドロ君洒落てましたね(脚長い!)ほんと戦争に紛争に居た堪れないですが、フィギュアに限っての話題として3ソフィアも世に出る機会も無くなりましたね。
さっきニュースで読んだですが、プルショーでVIP席を増やしてリンクが狭くなり、セメネンコ君がクワドで転倒、頭を強く打って救急で運ばれたそうなんですよ涙 多分数年試合で観ることも叶わないでしょうが、無事を祈ってます。
>fujino様
fujinoさん、おはようございます。
そうですね、マリニンをラファに付かせたのはスケ連のバックアップも
見込めるというのもありそうですね。素質のある選手なだけに大切に育ててほしいですけどね。
ISUが次世代のスターを作ろうと必死ですけれど、周りがダメにしてしまいそうで。