noteプロデューサーである徳力基彦氏による、羽生結弦が2時間にも及ぶ、SharePracticeを編集せずに配信したのは、
単なる公開練習ではなく、ファンの方々とのコミュニケーションの場の1つという今までにない視点での分析が非常に興味深いわ。
YouTubeというツールを利用し、かざらない素の自分を見てもらおうという姿勢には、深い理由があったのよね。
新たな視点に気がついた!羽生結弦が公式チャンネルで大切にしたい事とは?
羽生結弦選手の公式YouTubeに学ぶ、動画が基本の世代のコミュニケーションの形
従来であれば、積極的に見せるものではなかった公開練習を、逆にフィギュアスケートに興味をもってもらうために公開するという姿勢は、羽生選手の世代が「動画」という手段をいわゆる「コンテンツ」ではなく「コミュニケーション」の1つとして使っている世代であることとシンクロするように感じます。
おそらく従来のアスリートであれば、仮に練習時の動画を公開するとしても、生中継で全てを公開するのではなく、撮影した動画を編集した「コンテンツ」として公開するのが普通でしょう。
しかし、羽生選手はあえて2時間の練習を、そのまま全てライブ中継することを選択しました。
この公開練習には多数のメディアも招待されていましたが、おそらく羽生選手としては、会場に入りきれないけれども招待したかったファンの方々に同じものを見てもらうための生中継、という選択なのだと思います。
撮影した動画を編集し、無駄な時間をカットし、テロップや解説などをつけて見やすくすれば、当然動画単体の「コンテンツ」としては見やすくなりますし、見てもらいたいところだけを見てもらうことができます。
ただ、羽生選手は、逆に2時間の練習をそのまま公開することで、自分の素の練習風景を、そのまま視聴者の人たちに受けてもらうことを選択したわけです。
この世代からすれば、動画を撮影したり、ライブ中継をすると言うことは、必ずしも非常に特殊な行為ではなく、日常のコミュニケーションの1つになりつつあるのです。
特に象徴的なのは、「SharePractice」の生中継の最中に、羽生選手自らスマホのチャット画面を見ながら、視聴者に「リクエストありますか?」と問いかけていたシーンです。
羽生選手にとって「SharePractice」は、単なる公開練習ではなく、ファンの方々とのコミュニケーションの場の1つということなのだと思います。
こうした羽生選手のかざらない素の自分を見てもらおうという姿勢は、YouTubeチャンネル開設後の2本の動画にも表れています。
1本目と2本目の動画は1分と5分という短い動画ですが、1本目の動画はカメラに向かって語りかけるシンプルな自撮り動画。
2本目の動画も、固定カメラに向かって語りかける動画に、ジャンプの映像を組み合わせた動画になっており、なんと動画の編集は羽生選手本人が行っているそうです。
羽生選手であれば、当然凝った動画をプロの方に依頼して製作することも可能だと思います。
ただ、羽生選手としてYouTubeでやりたいのは、凝った動画「コンテンツ」をたくさん作ることではなく、プロになった自分のスケートを多くの人に見てもらい、スケートの魅力を多くの人に知ってもらうという、動画を通じた「コミュニケーション」なのだと思われます。
だからこそ、メールやチャットを書く際に我々が自分で文章を作成し、編集するように、羽生選手はYouTubeの動画を作成する際に自分で編集するという選択をされているのでしょう。
※Yahooニュースより一部引用
わずか3本の動画で、3週間の間にチャンネル登録者数70万人を超え、動画再生数も驚異の伸びを記録している点だけでなく、
彼の公式YouTubeチャンネルは、良い意味での手作り感があり、そしてどこか温かさを感じるものであることは、
画面上を通しても伝わってきていたのよね。
どこか感じていた温かさとは、まさに羽生結弦が見ている方々とコミュニケーションを取りたいという思いだったのだと、
徳力氏の分析でわかった、新たな視点なのよね。
公開練習SharePracticeの最後に、羽生結弦自身がもっとコミュニケーションを取りたいと言葉にしていたわよね。
これからどんな形でプロアスリートの活躍を見せてくれるのか、そのコミュニケーションの一つとして、
公式YouTubeチャンネルがあるのだけど、そこには人対人のつながりが根底にあるのだと思うだけで嬉しくなるわ!
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9月8日(木)まで❕#羽生結弦 選手の衣装展示✨
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美しい衣装を間近で見られるこの機会をお見逃しなく💎▼最新の営業情報は公式サイトよりご確認くださいhttps://t.co/oGxsQjxj5a#メゾンコーセー銀座 #MaisonKOSE銀座 pic.twitter.com/uUz5DB6o6z
— Maison KOSÉ/メゾンコーセー (@MaisonKOSE) August 31, 2022
・2019-2020シーズン 紫のOrigin
展示期間:2022年9月8日(木)まで
※展示期間や店舗営業時間は変更となる場合がございます。
※18:30でご鑑賞を終了とさせていただきます。予めご了承ください。
・衣装ご鑑賞時のお願い
・ご鑑賞を希望されるお客様はスタッフの案内に従って整列をお願いしております。
・待機列にお並びいただいたあとの中抜けは、お断りしております。
・待機列を離脱された場合、再度最後尾からお並びいただきますので予めご了承下さい。
・出来る限り多くのお客様にご鑑賞いただくことを目的に、お一人様2分を目安としております。
・混雑状況を鑑み、早めに整列のご案内を打ち切る場合がございます。
銀座メゾンコーセーでの、紫Origin展示が9月8日(木)まで。
まだの方で、銀座にお立ち寄りの際はぜひ!
ー羽生結弦展2022ー
最終会場となる仙台・藤崎での開催は9月15日から。
会期:9月15日(木)~9月28日(水)
会場:藤崎 本館7階 催事場
入場時間:10:00~18:30(19:00閉場)
※最終日は16:30まで(17:00閉場)ARTPASSから入場ご予約いただけます。https://t.co/kLUEa93IFd#羽生結弦展2022 #artpass https://t.co/DcHJ52HHiF pic.twitter.com/SFMk8OqHiZ
— ART PASS (@ARTPASSofficial) August 31, 2022
羽生結弦展最終会場となる、仙台・藤崎の入場予約が現在受付中に。
それでは皆様、どうか素敵な夜をお過ごしくださいね。
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