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フィギュアスケート 羽生結弦

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本質を見抜くすごさだわ!羽生結弦は軽やかにプロへ羽ばたいたと有森裕子氏

羽生結弦はジャッジやルールに縛られず、自分の好きなスケートの理想を追求していきたいから、競技会の世界から軽やかに羽ばたいた。

有森裕子氏が語る言葉には、彼の気持ちをしっかりと理解し、アスリートの本質を見抜いているからこそ。

彼女がプロとしての先例を作る為のJOCとの2年半にも及ぶ戦いについて、一緒に見ていきましょう。

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本質を見抜くすごさだわ!羽生結弦は軽やかにプロへ羽ばたいたと有森裕子氏



有森裕子 羽生結弦選手の軽やかな「プロ宣言」に思うこと

さて、去る7月19日、フィギュアスケートの羽生結弦選手が、プロ転向を表明しました。羽生選手は皆さんもご存じのように、2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪での2大会連続金メダル獲得をはじめ、数々の国際大会で活躍し、ファンを魅了してきた選手です。

今回の記者会見で印象的だったのは、引退という言葉を使わず、「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意いたしました」という言葉です。

この言葉には、五輪や世界選手権などの競技会とは別のフィールドに活躍の場を移し、純粋にスケートがもっとうまくなりたいという強い思いが現れているようで、表現者という言葉がしっくりくる羽生選手らしさを感じました。試合に出場しないからといって技術レベルを落とすわけではなく、採点者のジャッジやルールに縛られずに彼自身が素晴らしい、挑戦したいと考えるスケートを追求し、多くの人々に伝えていきたいのでしょう。何よりも、この選手は本当にフィギュアスケートが好きなんだなということが伝わってきました。

フィギュアスケートでのアマチュアの定義は、国際スケート連盟に登録している各国のスケート連盟に、選手として登録している人を指します。かつては、アマチュア選手がアイスショーに出場することが禁じられていた時代があり、選手が五輪などでタイトルを獲得すると、連盟に「引退届」を提出して選手登録を抹消し、実績と知名度を引っ提げてプロへ転向するケースが少なくありませんでした。

プロに転向する選手が相次ぐと競技会のレベルが下がりますから、プロ化に歯止めをかけるために、所属する連盟の承認を得て収入の一部を渡すなどの条件の下、アマチュアでもアイスショーへの出場やスポンサーの獲得が可能になったと聞いたことがあります。アマチュアでもアイスショーに出場できるようになり、フィギュアスケートのプロとアマの垣根は曖昧になったようにも思います。

今回、自分の理想のスケートを追求したいという揺るがぬ信念を持つ羽生選手が、軽やかにプロへと羽ばたく姿を見て、頑張ったトップアスリートがその先の人生を生きていくための、当たり前の姿だなと改めて感じました。

彼が選手として五輪で戦う姿が見られないことが寂しいとか、残念だとか、そうしたマイナスの感情は一切なく、プロになってよかった、次のステージで頑張ってほしいと思いました。それは、「自分の人生を人任せにせず、組織に縛られたり翻弄されたりすることもなく、自分で選択していくことの大切さ」を知っているからです。

日経Gooddayより一部引用

・試合に出場しないからといって技術レベルを落とすわけではなく、採点者のジャッジやルールに縛られずに彼自身が素晴らしい、挑戦したいと考えるスケートを追求し、多くの人々に伝えていきたいのでしょう。何よりも、この選手は本当にフィギュアスケートが好きなんだなということが伝わってきました。

・自分の理想のスケートを追求したいという揺るがぬ信念を持つ羽生選手が、軽やかにプロへと羽ばたく姿を見て、頑張ったトップアスリートがその先の人生を生きていくための、当たり前の姿だなと改めて感じました。

自分の人生を人任せにせず、組織に縛られたり翻弄されたりすることもなく、自分で選択していくことの大切さを知っているからです。

有森氏の言葉ひとつひとつに、首がもげるほど強く頷いてしまうし、彼女の言葉のチョイスがとても素晴らしいわ。

プロ転向を「軽やかにプロへと羽ばたく」という表現している点に注目したい。

ジャッジやルールに縛られず、自分の好きなスケートの理想を追求していきたい、もっと上手くなりたいからこそ、

競技会の世界から、軽やかに羽ばたいたという、彼の気持ちをしっかりと理解しているのは、

自身もプロの先駆者として、切り開いてきたからこそ。

どこぞのサイエンスなんちゃらが「競技から逃れるため」というネガティブな表現を平気で使う、お門違いな考え方とは全く違う、

有森氏は、アスリートの本質をしっかりと見抜いているのよ。

後半では、有森氏自身がこだわり続けてきた、プロとしての先例を作る為のJOCとの2年半にも及ぶ戦いについて、一緒に見ていきましょう。

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※出典:NHK

特例ではなく先例にこだわった2年半の戦い

26年前、私は五輪メダリストとして初めて「プロ宣言」をした選手でした。それは1996年のアトランタ五輪の女子マラソンで2大会連続のメダルを獲得した後の出来事でした。

帰国後、CMなどの出演依頼をたくさんいただいたものの、当時、私の肖像権は日本陸上競技連盟が加盟している日本オリンピック委員会(JOC)に一括管理されていたために、自由な活動が制限されていました。それは、「JOC登録選手の企業広告への出演を協賛企業の広告に限定することで、企業からいただいた協賛金の一部を競技団体に強化費として分配する」という方針のためでした。しかし、頑張った選手一人ひとりのさまざまな選択の自由を奪うことにつながっていました。

自分の得意な「走る」ことを生業にその後の人生を歩んでいきたかった私は、自分の人生を自分で選ぶ自由を得るために、肖像権についてJOCとの話し合いを続けました。そんな私の主張や挑戦に共感してくださった所属先(リクルート)のサポートによって、正社員から業務委託契約に変更させていただき、事実上のプロ宣言の下、広告などのお仕事を受けられるようになりました。

一方で、JOCとの話し合いは平行線をたどりました。それは私が、このプロ宣言を「特例」ではなく「先例」として認めてほしいということにこだわったためです。当時、私の競技人生はピークを越えた段階でしたが、後に続くアスリートの「プロ化」という流れをつくるために、自分の意志を曲げずにしっかりと持ち続けることが重要だと思いました。陸連登録を外れることになり、レースに出場できなかったハンディもありましたが、2年半という年月を経て、99年に、特例ではなく、先例としてJOCからプロとして認めてもらえることができました。とても重い扉でした。

その後も、陸上界では高橋尚子さんや為末大さん、川内優輝選手、大迫傑選手などのアマチュア選手が「プロ宣言」しています。未来のスポーツ界を改革していく流れであろうと、とても心強く感じています。歴史を振り返ると「プロ宣言」をしたのは私が初めてかもしれませんが、その後に続いたアマチュアアスリートたちは、それぞれのやり方で、各競技連盟と良好な関係性を築きながら、スポンサーも巻き込み、自分らしい新しい形でのプロの道を切り開いているように思います。

日経Gooddayより一部引用

有森氏のプロ宣言を「特例」ではなく「先例」として認めてほしいということにこだわり、

後に続くアスリートの「プロ化」という流れをつくるために、自分の意志を曲げずに貫いてきたからこそ、後に「それぞれのカタチ」で続いていく

選手が出てきたのよね。

フィギュアスケートでは、プロ=競技会には出場できないという定義があるけれど、

羽生結弦がこれから作っていくであろう新たな道は、未来のスケーターへの可能性を広げていくに違いない。

でも、羽生結弦だからこそ成し得るであろうことは、決して他のものには真似することもできない。

だからこそ、有森氏が最後に述べている「それぞれのやり方」という言葉が強く響くわよね。

それにしてもJOCの柔軟性のなさ、アスリートファーストでない姿勢が、露呈される部分でもあるお話だわ、、、

それでは皆様、本日もどうか素敵な一日をお過ごしくださいまし。

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愛のオネエサロン

  1. kg 2022年8月31日 12:41 PM

    オネエ様
    2度目のこんにちはです。
    今日の有森裕子さんのお話、初めて知りました。羽生結弦さんを通じて、色んなスポーツ、世界、歴史を知ることができている、もちろんオネエ様のブログに出会えていることに感謝します。
    自分が興味の無い情報は、自分の目の前から除かれるネット社会だと私は感じていて…オネエ様からの深い情報、私の知らない世界を見せてくれるオネエ様、本当にありがたいです。

  2. 景虎 2022年8月31日 1:01 PM

    オネェ様
    羽生愛溢れるお話をいつも楽しみにしています。
    アトランタ五輪以降、有森さんは、ニースで羽生さんに落ちるまでの間、全スポーツ競技の中で最も好きだった選手です。
    バルセロナの五輪で、まだ選手が日の丸の為に戦うという意識だった頃「自分の為に走る」と言い切っていたこと、アトランタの「自分で自分を褒めてあげたい」は勿論、プロ化へのあれやこれやも覚えています。
    自分の人生を人任せにせずに、全て自分で決定して全て責任を負っていきたいという姿勢がお二人の共通点ですよね。
    今回の記事をとても嬉しく思います。
    ご紹介ありがとうございました。

  3. アップル 2022年8月31日 6:35 PM

    オネエさま、こんばんは!
    羽生さんが、プロになる決意表明で、改めてアマとプロの違いを考えさせられました。そして以前は競技者はアイスショーには出られなかった事も知りました。
    有森さんはプロの先駆者として、2年もIOCと闘っていらしたんですね。強い信念がなければ出来ない事だと思います。
    だからこそ羽生さんの思いも理解出来ると思います。言葉一つ一つが心に響きます!特に、自分の人生を人任せにせず、組織に縛られたり翻弄されたりする事もなく、自分で選択していく事の大切さを知っているから。という言葉が本当にその通りだと大きく共感しました
    そしてまた羽生さんもプロスケート界の先駆者になるでしょうね❣

あなたの愛をアタシにいただけないかしら?
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