皆様、日曜の昼下がり
いかがお過ごしでしょうか?
オフシーズンに入り、
連日様々なフィギュア記事に
一喜一憂したり。
憶測でありもしない記事を書き、
あたしもおだまり!と声をあげてしまう
ダメな記者は多く存在するけれど笑、
日本にも数少ないけれど、
きちんと公平な目で,
フィギュアスケートの将来を
考えた良い記事を
書いてくださる記者様
(こちらは様付けよ!笑)
もいるはず!
今日は皆様と
「ダメな記者と評価すべき記者様」
との違いを考えていきたいと思うのよ。
☆田村明子の切り取り記事はこちらよ↓
こちらの記事では褒めておいて、
あちらの記事ではそうでもないとか、
この選手は将来が楽しみだとか
言っておきながら、
しばらく経って急にそうでもない
とか言ってみたり、
総じて、ブレブレで言っていることに一貫性がない記者はダメだわ。
出版社の要望に応えられなくても、
きちんと自分の考えを通して書く記者は、
逆にあらまっ!てなるわよね笑
☆先日のデタラメ記事はこちらよ↓
男子フィギュアは「4回転半ジャンプはできて当たり前」の時代に突入しようとしており、同選手権で羽生はそれに失敗している。
はい?
いつ羽生結弦が世界フィギュアで
4回転半アクセルに
チャレンジしました?
こうだもの。
フィギュアスケートを何も見ていないの。
そしてその選手のことなんて
何もわかっちゃいないのよ。
ただ注目があるんじゃないかってだけで、
記事を書いてその選手のことを知ろうとしない、わかろうとしない、
選手をリスペクトすることから始めなさいよ!
って声を大にして言いたいわ。
☆特定の選手だけを持ち上げて、公平な目を持たない典型的なパターンがこちらよ↓
「世界初の5回転ジャンプに挑戦しようとしているとは人間の成長の予想のつかなさに、めまいがする思いだ。」
めまいでもなんでも起こしなさいよ笑
例えばさ、個人ブログは、
特定の選手の応援であれば、
ファン同士が集まって、
その選手を贔屓にするっていうのは
ごく当たり前のことよね。
でも記者、スポーツライターという立場で、
世間に記事を出すというのであれば、
「公正」な目を持つべきよ。
そしていかに選手に寄り添った立場に立って、
選手の気持ちを汲み取ることができるか。
そこに記者としての本当の資質が
あるかどうかって、
あたしは思うのよね。
先日の記事で、松本航氏の記事で
選手のリンク外での寄付活動に触れて、
公平な目で選手に寄り添った立場で、
きちんと自分の考えを自分の言葉に発して
書くライターさんが日本にもいるんだ!って
驚いたのよ。
読者様がサロンで、彼の記事をいくつか
取り上げてくださって、
ぜひ皆様とも共有させて
頂きたいなって思い、
とても素晴らしい読者様のコメントと共に、
ここで紹介させて頂くわね。
☆本田真凛について
↓記事はこちらよ↓
「本田真凜、令和初年度強化選手外れも「自分らしく」l
本田真凛についてはなにかと過大評価か、落ちたマリン的な暗い記事のどちらかが目立つのですが、この松本記者は現地の様子と共に本田真凛の本当の思いをきちんと伝えていますね。濱田コーチとラファコーチのジャンプについての指導の違いを「同じ山を正反対の方向から登るような技術面の違いがあるようだ。」という一行で上手く伝えています。これって本田太一の言葉なのか、松本記者の表現なのか。フィギュアの技に慣れない人にも想像しやすいですよね。
また、「人前で見せる笑顔の裏で、理想と現実のギャップに2人で直面していた。」と米国生活での精神的辛さもきちんと書いている。真凛と兄の太一から本音を引き出し、最後には、「今の本田は雨に耐え、人目につかない場所で「キラッキラ」になる時を待つ、泥団子に近いのかもしれない。今季の全日本選手権でフリーに進めなかった兄と2人で、その砂をじっくりと固めていく。」、と見守る心で締めくくる。
☆友野一希について
↓記事はこちらよ↓
「友野一希「闘志」羽生やチェンから学んだ令和の誓い」
友野からこれだけ本音を引き出した記事も読んだことがありません。)
この記事も最後の一行が優しく、頼もしいお兄さんのような視線が感じられますよね。
☆宇野昌磨について
↓記事はこちらよ↓
宇野昌磨が見せた5回転への欲 退路断ち覚悟示す
5回転への挑戦発言で、瞬時にメディアにネタを提供してしまった昌磨。その昌磨の真意に迫っていますね。上司からは「5回転だ、5回転!5回転について書け!」といわれたでしょうが、試合直後のアドレナリンの噴火がまだ治まっていなかったであろう時点で、不意に出た昌磨の一言に記者陣が騒然となった時の空気もしっかり書き、その上で、「なぜ、ここまでの高難度ジャンプに言及したのか。」の一行で、煽り目的の記事とは一線を画す、その発言の奥へと取材を続ける。
「君がそう決意したなら僕は応援するよ」という声が行間から伝わってくるような、アスリートへの愛。
※一部、文章を編集させて頂いております。読者様、本当にありがとうございます!
オフシーズンでもたくさんの
フィギュアに関する記事が出てきて、
その中でどれが本当に必要で、
そうでないものなのか、
「真実の目」を養うことが今の時代
あたしたちに求められている
ことだと思うのよね。
その記事が
出版社が求めるような話題作りでなく、
自分の意志をしっかりと持ち、
フィギュアスケートを愛し、
選手をリスペクトし、
あたしたちの心に訴えてくるような記事こそが、
大事なものなんじゃないかってね。
フィギュアスケートの演技と一緒じゃない。心に響くかよ!?
皆様のご意見もお聞かせくださいね。
最後までお読み頂き、
ありがとうございます。
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View Comments
思った以上にがっつり引用されていた (≧∇≦)
コメント欄ではガンガン書いているくせに、本記事として読むとなんか恥ずかしい(汗)
でもありがとうございます!!
マスコミ界で真面目な仕事はしにくいかもしれない。
書籍と違って字数が厳しく限られている上、
ニュース性のあることしか書かせてもらえない状況で精一杯頑張っている記者には
熱いエールを送りたいですよね。
>めまいでもなんでも起こしなさいよ笑
には爆笑しました!!(ノ∀≦。)
そうなんですよね、評判の悪いライターは必ずと言っていいほど自分の言葉に酔っている。
だからこそ、オネエ様の唱えた良記事三大要素、一貫性、リスペクト、公平性。
これが揃えば、溢れる三文・捏造・誤報ニュースの中で煌めく記事となるんですよね。
まるで泥流の中の砂金のように。
よい記者をすかさず発見してくださったオネエ様にあらためて感謝です\(^▽^)/
>TonTon様
どうもありがとうございました!がっつり引用させて頂きました笑
どれも切り離せないほど素敵な内容でしたので。
フィギュアのルールと同じですね、記者も。限られた条件の中で
最大限の努力をするってところ。
でも自分に酔っているただの勘違いは大嫌いです。
めまいを起こしそうとかどうでもよくないですか?笑
そんなことに文字数使うなら選手の良いところを見ろと!
とくに私情を挟むなと一刀両断ですわ!
オネエさま そして TonTonさま
記事もコメントもじっくり拝読しました!で、ちょっと謎が解けたんです。
お2人が書かれたように、リスペクトと一貫性のあるライター/記事が増えれば、ジャッジングやフィギアスケート競技全体、いろんな意味で明るい未来に繋がりますよね。
煽情的でゴシップ記事が目立ちすぎるもんだから、自分事で恐縮ですが^^;
「えっ⁉︎おばちゃんフィギアスケート好きなの?えっファンなの⁉︎」と驚かれたりして…今更ですが、ネットの普及でフィギアだけじゃなくても、色んな意味で印象操作って自然発生してしまう事があるのだなぁ…と。
だからこそ良質な記事を目にしたり、コアじゃないかもしれないけどスケートが好き!って参加できるブログやニュースの意義は大きいですよね(^.^)
追記です 驚かれる理由ってのが、単純にフィギアの話題をSNSでアップしてるの見た事がない…って単純な理由です⁉︎普段のおしゃべりは忘れても、SNSの印象って強いんだなって逆に驚きな事があったので。
>おばちゃん様
SNSって身近すぎますからね、画面開けば
すぐ情報が見れますからね。フィギュアはSNSなんかよりも
お互いにface to faceで熱く語らなきゃ始まらないのよ!笑
なんて思っています。
>おばちゃん様
印象操作って本当に自分と関係のないところで
大きくなってイメージを植え付けてしまうことありますよね。
ゴシップとか噂とか垂れ流すライター、ブロガーにしかり
わたしは全く興味がありません!
何を言われてもスルーです。自分の目で正しいと思う情報を
しっかり見極めていけばいいかなって思っています。
しっかり調査もせずに選手の言葉の端をとらえて決めつけたり、上げたり下げたり煽ったりするライターたちはそういう記事を喜んで食いついて読んでくれる「皆さん」が沢山いるから・・・みたいな勘違いをしていると思います。やはり読者の姿勢がそういうライターをプロとして生き延ばさせているのかも、と読者の一人として考えさせられます。松本航氏の記事、どの選手にも寄り添って書いてある。本音がこぼれてくるような距離感での調査をした上での選手の状況心境はとても読み応えあります。1年後、3年後、5年後にまたその選手の成長を振り返るときに読み返す価値があるような記事を読みたい読者が沢山いると、オネエさまのようなブログ発信は素晴らしいです。
>バークエー様
本当にそこですよね。誰も望んでいないのに勘違い。
むしろ不快に思う方を増やす一方ってことを考えたりはしないのでしょうかね?
でもそうやって炎上して広めるのが目的でしょうから、スルーが一番ですよね。
松本氏のコラムは何年か経ったときにあのときの選手の心情はああだったんだと
振り返れるようなそんな素敵な記事を書かれるなあと思いました。
わたしもぜひ見習いたいところです!