皆様こんばんは!
紀平梨花がコロラド合宿から帰国したわね。
インタビューを受けているのを見て感じたのは、4回転ジャンプだけでなく、
出来映えGOEを、というよりもコストルナヤを強く意識しているわねという印象だったわ!
欧州フィギュアスケート選手権女子シングルを少し振り返りつつも、世界フィギュアの展望を見ていきましょ!
紀平梨花のコロラド合宿から北京五輪を見据えた構成が見えてきた!
紀平梨花、米合宿から帰国「凝縮された練習できた」 次戦で最高難度プログラム披露も
約3週間の米コロラド合宿を終えたフィギュアスケート女子で18年GPファイナル女王の紀平梨花(17=関大KFSC)が28日、成田空港に帰国した。高地の環境で45分×5本などでみっちり滑り込み、下半身の強化なども行った。紀平は「凝縮されたいい練習ができました」と手応えを語った。
コロラド合宿では、完成を目指す4回転サルコーの自信を深め、「完成度がどんどん高まっている」と話した。左足首の負傷が長引いた影響で回避していた3回転ルッツや、ハーネス付きで4回転トーループも跳び、振付師のトム・ディクソン氏の元でフリー曲のブラッシュアップも行った。
紀平は2月6日開幕の四大陸選手権(韓国・ソウル)に出場。連覇の懸かる大会で4回転サルコー、3回転ルッツを投入した自身最高難度のプログラムになる可能性もあるが、「間違いのない選択がしたい」と直前まで状態を見極めていく構え。3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)を見据え、「難易度を高めたターンからのジャンプとかも増えている。SP、フリーともに自己ベストを目指したい」と意気込んだ。
※スポニチより一部抜粋
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/01/28/kiji/20200128s00079000254000c.html
まずは3週間にも渡る高地でのコロラド合宿お疲れ様!
マスコミは4回転、4回転と騒ぐでしょうけど、あたしが注目したのは、
難度を高めたターンからのジャンプ、そしてフリーのブラッシュアップなど、明らかにコストルナヤを意識した上での有意義な練習ができているのねって!
あたしの思惑通りに行くと、4大陸で今度はコストルナヤに紀平梨花を意識させるっていうシナリオが出来ているのよ笑
早くこのふたりがお互いをもっと意識して、覚醒してほしいわ~。
そうよ、姫川亜弓VS北島マヤのように。
ふたりとも白目剥いてるわよ笑
このふたりこそが女子フィギュアを盛り立てて、お互いに切磋琢磨していってほしいのよね。
紀平梨花は北京五輪を見据えて、五輪前までに、4サルコウ、4トーループを完成させたいでしょうね。
現行ルールが変わらない限り、ショートでのアドバンテージが作れても、
フリーで宇宙人、シェルバコワがクワド3本以上決められたら、勝てないからね。
彼女達のスコアを上回り、完全に勝つためには、
フリーで4回転2本と3A最低でも1本の鬼構成が必要になってきそうな気がするわ。
欧州選手権でコストルナヤが4回転なしで、どう他の2人に勝ったのかも、彼女は知っているはずよね。
あたしはギリギリのところで、勝負の明暗を分けるのは「演技構成点の差」だと思うのよ。
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世界フィギュアでは紀平梨花がロシア娘達に勝つ隙はあるのか?
勝つ隙どころか、表彰台を十分に狙えると思うわよ。
残念ながら、現行ルールでは今のロシア娘に太刀打ちできるのは紀平梨花しかいないのよ。
ロシア娘達は常に練習から競い合って、お互いを高め合っているのが恐ろしい子達!!by月影千草
こちらまず、欧州フィギュアのショートのプロトコルを見てみましょう。
【欧州フィギュア女子シングルショート】
3Aが入る分、コストルナヤが頭ひとつ抜け出しているわよね。
紀平梨花も同様に3Aがあるから、ショートでは今季の圧倒的な成功率を持って、
ぜひビシッと決めてもらいたいわよ!
シェルバコワが今季演技全体の完成度が非常に良くなってると、あたしずっと言い続けてきたけど、
脅威なのは、演技構成点がジワジワとコストルナヤに近づいてきていることよね。
この「差」が埋まれば埋まるほど、シェルバコワにとってはフリーがやりやすくなるでしょうから。
【欧州フィギュア女子シングルフリー】
フリーではコストルナヤは3Lzで転倒、シェルバコワも4Lz転倒と4Fで回転不足判定があったわ。
シェルバコワがフリー1位になったのは、
4Lz-3Tという基礎点が高いコンビネーションを決めたからというのもあるけれど、
実はあたし演技構成点にも注目していて、コストルナヤとの差が約1点弱までに狭まってきていることだと思うのよ。
紀平梨花も当然、この結果を肌で感じているはず。
クワドの成否である程度、順位が入れ替わるとしても、
ジャンプをすべてノーミスで決めた上で、
演技構成点、そしてGOE加点をしっかりと取っていかないと彼女達には勝てないからね。
現行ルールにおいては(しつこいわねあたし笑)、
フリーノーミスで3A2本決めて、GOE加点を増やし、そして演技構成点でコストルナヤに近づけていく。その中で4サルコウという武器が決まれば、紀平が表彰台の真ん中に入る可能性は十分にあるわよ!
要はノーミスの上でクワド1本決めて頂戴!って話よ。
なんてハイレベルなラインでの戦いなの!?
【2019GPFフリー】
ただあたしが唯一危惧している問題点は、
今季のフリー曲「International Angel of Peace」をジャッジがきちんと解釈してくれるかどうかなのよね。
彼女が挑んでいるテーマが壮大すぎて、ジャッジがきちんとその意図を汲み取ってくれると良いのだけど、、、
今までいろいろとお話させて頂いてきた考察をぶち壊すような話を、最後に持ってきてごめんあそばせ。
宇宙人がショートで3A、フリーでクワド5本構成とか全部決めたら、
もう宇宙無双で誰も勝てないし、あたしが話してきたことは全部忘れて頂戴!笑
ただトルソワを持ってしても、
この別次元超ウルトラ鬼構成はなかなか完遂することができずにいるわよね。
まずは焦らず、北京五輪に向けた足固め、
今季中に4サルコウを実戦で完成させ、ルッツを戻し、3A3本を含めた構成で自信を深めるために、
これから四大陸、チャレンジ杯、と続けて出ていくのねとあたしは自分に言い聞かせながら、
どうか健康第一で世界フィギュアに照準を持っていけますように!という願いよ。
マスコミはクワドを必要以上に煽らないでほしいわね、それこそ目先の勝利よりも、
彼女は北京五輪をしっかり見据えているでしょうから、、、
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愛のオネエサロン
「難度を高めたターン」
個人の好みもありますが、紀平梨花のターンが好きなんですよね~♪
所作もそうですが、紀平梨花のターンは音にも合ってると思います。
その辺の事ジャッジは分かってるのかな?
意外に冷静な判断のできる梨花ちゃんなので今回の世界選手権は北京への通過点と言う事でも良いのかも!ですね♪
紀平梨花の壮大なプログラムですが、今後どこまでこの壮大さが広がって行くのか創造がつきません!
光の彼方まで突き抜けちゃうのか?
リベラ 彼方の光…?
>燦太様
そうそう、北京への通過点て位置づけで頑張ってほしいですよね。
世界フィギュアがすべてではないし、最終的に北京で完成形が見たいなと思ってます。
プロが壮大すぎてジャッジの感性がついていけるのかしら?笑
ところで「ガラスの仮面」の最終話はいつ発表になるんでしょうか?
>乙部のりえ様
のりえさん、それガラカメファン全員の疑問です。
美内すずえセンセーに聞いてみて!
そのガラスの仮面の顔はめボードが新宿にあるそうじゃないですか!
オネエ様、ぜひ !
白目剥くのがマストらしいです♪
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/200130/lin2001300001-n1.html
>乙部のりえ様
のりえさん、これ行きたかったやつ!笑
やだ、ガラカメフリークなら皆、白目なんて朝飯前よ~!
のりえさんに出来て!?
オネエ様
的確な考察、興味深く読ませていただきました。
梨花ちゃんの合宿内容からルッツの復活、4回転(サルコー・トーループ)の練習だけでなく表現力の強化も行われていて充実していたようですね。インスタストーリーではスケート以外の筋トレの様子もアップされていました。
4サルコーの成功うんぬんは気にしないでほしいですね。他のジャンプや演技をきちんとこなせれば3A3本とルッツで240点台後半が出る想定です。(4回転成功で他も完璧なら250点超!)
今季FS曲International Angel of Peaceは表現力を磨くためあえて表現の難しい曲を選んだと言われています。コーチもジャッジ受けしない曲調であることを理解しつつ梨花ちゃんがどこまでやれるかを測っているのかもしれません。
ロシア3人娘はGPシリーズで別々に戦ってるときは余裕の戦いに見えましたが、GPファイナルやロシア選手権、欧州選手権で直接対決になると意識しすぎるのかミスが目立つ気がします。(特にトゥルソワ)
難易度の高い構成に挑戦している段階だから仕方ないかもしれませんが、コストルナヤでさえミスをしたことに驚きました。
五輪は誰もが経験したことのない舞台で予想外の重圧に襲われるといわれます。
ノーミスでいかに完成度を高められるか、が勝負の分かれ目になるでしょうね。
>岡ちゃん様
五輪は独特な雰囲気ですからね。
今活躍している若い世代はみんな初めての経験ですからね。
何が起きるかわかりませんし、その為の準備として紀平には着実に
ステップアップしていってほしいです。以前彼女が言っていた、
何が起きてもこれだけの練習をしてきたんだって思えるようにっていう、
そういう積み重ねが大事ですよね。
オネエ様 こんばんは。 紀平選手は北京五輪までにクワッドルッツ等、最高難度の技を取り入れるための、肉体作りをしはじめてると思います。とりあえず、サルコ、トーループを目標に取り組んでいる気がします。北京までにシェルバコワ、トゥルソワが3A、クワッドの種類の装備、アリサリウは3A.4Lz等の精度を上げ、コストルナヤもクワッド装備して来るとしたら、金メダルを取るためには、それしかないような方法が気がします。紀平選手の他のエレメンツ、演技構成点を高く評価してくれればいいのですが(^_^;) それにしても、気を失いそうな世界!紀平選手には、自分を信じて順調に成長して行って欲しいです。世界選手権までに世界平和への紀平選手の願いを審判員、人々に伝わるといいですね。足の状態は解りませんが、もし余り芳しくなければ、世界選手権が終わったら足首を休めて欲しいです。
>あい様
そうですね、少し休んで完治させてほしいなという気持ちがありますが、
本人が一日でも休むと心配と言っていたコメントに、
あまりにもめまぐるしいスピードで動き続ける厳しい女子フィギュア界の現状が
垣間見えたような気がしました。世界フィギュアはあくまで通過点なので、
その先へ向かって頑張ってほしいですよね。