前回に続き、ロシアのベテランジャッジで、ISU開発プログラムの創設者の一人でもあるヴェデニン氏のインタビューの続きよ。
ジャッジの権限はすでに力のあるスケート連盟国、ロシア、カナダ、アメリカが主導であり、そこには政治的な圧力があると。
さらにジャッジはあらかじめ特定の選手に対して採点を決めているとの問題発言も!
衝撃の問題発言が!ジャッジは最初から特定の選手への採点を決めている
チンクアンタ元ISU会長
ジャッジの権限は影響力のあるロシア、カナダ、アメリカのスケート連盟
ージャッジの権限はどのように形成されているのですか?最も影響力のある連盟がロシア、カナダ、アメリカであることは周知の事実です。
仰る通り。選手の成績やチームの順位などを巡って、いつものように政治的な争いが行われるのです。審判への圧力は典型的なものです。選手やコーチがそれを感じてしまうと最悪です。やはり、大きな大会の氷上に教え子を連れて行くコーチは、心配で胸を痛めることが多いのです。コーチの年齢について比喩的に言えば、自分のスケーターが代表の資格を得るための国内大会の1週間は、人生の3年分に相当します。世界選手権は人生の5年間のようなものです。オリンピックは半端なくストレスがたまるし、精神的にも何か怖い。
そして、国際スケート連盟の指導者選挙ではどうなるのか!?5年前にISUの新会長が選出されたときの例を挙げましょう。前会長チンクアンタ氏はISU組織に、40年以上も居座っていました。彼はイギリスの役員を集めていましたが、彼の下では多くのスキャンダルがありました。しかし、彼は自分の持ち場を守り続けた。
次の候補者の一人は、フランス連盟の会長であるガイアゲ氏であった。彼は、ISUの100年の歴史の中で、自分の仕事のプログラムを持って選挙に臨んだ最初の人でした。ガイアゲ氏は多くの改革を提案したが、選出されなかった。なぜなら、ISUや多くの国の連盟の指導者たちが、長い間、自分のポジションに座っていて、動こうとしないからです。
日本のスケート連盟が、ISUに対して少しは自国の選手を守る為に、ロシアのようにジャッジへの抗議をしたり、強気な発言ができない理由は
ここにあるのよね。実質ロシアと北米がフィギュア界においては実権を握っていると。
そこに政治的な問題も絡んでくるからややこしい。大きな国際大会になればなるほど様々な利権も絡んでくる。
日々努力を重ねて、自分の精一杯の演技を正当に評価してほしいだけなのに、それすらできないだなんて!
AI導入を何かと理由をつけて頑なに取り入れようとしなかったり、いつまでも古い凝固まった体質があるのは、
ISUの役員達が長年に渡って、権力をふりかざしてその場に居続けているからでしょう。
多くのスケーターが現役を引退し、会場での雰囲気、ジャッジの不条理な採点を受けた経験を、フィギュア界の未来に活かせる為の機会すら
根こそぎ奪ってしまう。
ISUに限らず、日本のスケート連盟やJOCを見ても、名ばかりでお飾りや広告塔として現役引退した選手を、役職に付けるだけで、
彼らの本当の「生」の意見が果たしてどこまで取り入れられているのか?
フィギュア界そのものを活性化させていくには、一度古い組織を全部解体する以外ないと思っているわ。
フィギュア人気が世界的に落ちていったとしてもISUはその原因に気付くものがいるのかしら?
ジャッジはあらかじめ特定の選手への採点は決まっている
ー小国のスケーターは、たとえ完璧な演技をしたとしても、リーダーの座に就くことは難しいと言われています。リトアニアのマルガリータ・ドロビアツコ&ポヴィラス・ヴァナガスを思い出します。ジャッジは加点を奪い、失敗にはより厳しい減点を与えようと考えていたのだろうか。
ジャッジは、ある選手には高いポイントを、ある選手には低いポイントを与えるべきだと、最初の段階ですでにわかっています。そして、それらは直接語られるものではなく、心理的な雰囲気を醸し出すものです。スケーターAが5,8-5,9、スケーターBが5,0-5,2という状況を想像してみてください。突然、スケーターAの滑りが悪くなったので、いつものレベルよりかなり低い5.5~5.6のスコアをつけました。フィギュアスケートのB選手の演技が良かったので、いつもより高いレベルの5.3~5.4を与えました。あなたはB選手を激励しましたが、今回の演技が悪かったA選手にはまだ及ばないようです。
マルガリータやポヴィラスの場合は、大体そうでした。彼らは美しく、面白く、非凡な存在でしたが、世界大会でメダルを獲得することはできませんでした。彼らのために立ち上がってくれる人はいなかった。主な役割を果たしたのは、具体的な言葉で表現されることさえほとんどない、このような審査員の心理的態度です。
※参照:Match TV!
この手の話を聞くのは初めてではないし、旧採点時代の話だけど、
今のスコア式採点になってからも、複雑化した演技構成点の中に潜んでいると多々感じることがあるのよね。
旧採点方式においては、確かに実績がものを言い、ある程度の年数を重ねていって初めて高得点がマークされるという部分もあった。
けれども現在の複雑化した採点項目ならば、実績よりも演技そのものの、各要素を公正にジャッジするべきではないかしら?
ソチ五輪の女子シングルで、浅田真央が早いグループで完璧なフリーを演じた後に、思った嫌な予感。
その予感は見事に的中して、最終グループでは大盤振る舞いかというぐらい演技構成点全体が爆上がりしたもの。それもおかしな話。
最終グループを盛り上げて視聴率を上げ、NBCに貢献しようとしていたからでは?
2020年の欧州フィギュアで首位に立ったブレジナが、キスクラでコーチに漏らした言葉。
「If I was in the last group, it'd have been more...」(最終グループで滑っていたらもっと点数が出ていたかもしれないね)
選手の発言こそが、このおかしなジャッジの問題点を物語っているわよね。
スケーターまでもが、ジャッジが採点を操作していることを知っていることに衝撃を受けたわ。
ちなみにISU公式動画のブレジナキスクラ発言は、編集でカットされてるわよ~涙
だめだ、こりゃ。
【BEHIND 過去ギャラリー:#フィギュア】
羽生が4回転ルッツ初成功
ーロシア杯フィギュアー
【2017年10月18~10月22日】#羽生結弦 #樋口新葉https://t.co/TOBvEWMNOp当アカウントのフォローもぜひお願いします!
👉https://t.co/cCDMsqyuWz— BEHIND/報道写真ギャラリー (@BEHIND_KKImages) September 4, 2021
こちら、羽生結弦が2017年のグランプリシリーズ初戦のロシア杯で、
4回転ルッツを成功させた時のギャラリーが数多く紹介されているわよ。初めて決めた時の興奮が蘇ってくるわね。
6階 バラエティ雑貨
全国巡回中の
「羽生結弦 共に、前へ
東日本大震災 あの日、そして今」
のオフィシャルグッズを販売中。ソーラーライトなどの
防災グッズをはじめ
羽生選手着用衣裳モチーフとした
扇子・シュシュ・ミラーなどを
ラインナップしております。https://t.co/yx2zDu6Yif pic.twitter.com/RrbJKrh1RU— 銀座ロフト (@LOFT_GINZA) September 4, 2021
こちら銀座ロフトのオフィシャルグッズ紹介ね。
第一弾
■会期:9月1日(水)~ 9月30日(木)
■展開店舗:全国のロフト5店舗
(札幌ロフト・銀座ロフト・横浜ロフト・名古屋ロフト・松山ロフト)
お近くの方はぜひ行って見て頂戴ね。
それでは、皆様どうか素敵な日曜日をお過ごしくださいね。
たくさんのコメント、どうもありがとうございます。お返事が少し遅れてしまい、大変申し訳ございません。
一件づつしっかりと拝読させて頂いております。
☆合わせてお読み頂きたい
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いつもブログランキングバナーでの応援クリック、心から感謝しております。
日々の励みになっています!
愛のオネエサロン
オネエ様おはよう御座います。なんか、根が深すぎて、怖いですね!選手は、一生懸命頑張っているのに!だから、ゆづ様がオリンピック連覇するのは、神様からの贈り物に等しいんですね!涙、涙、涙。どうか、頑張っている選手の演技に見合う採点をしてください!AI導入して!
>もみじ様
もみじさん、こんばんは。
ロシアジャッジの発言だけでも、フィギュア界の闇の一面が
浮彫になりますね。頑張っている選手に正当な採点をって当然のことだと思います!
オネエ様
米国選手は爆盛というのは 結果からみて当然なので そうなんでしょうね。
基本ボランティアのジャッジを手懐けることなど、いとも簡単なのでしょう。
しかし日本のように 自国スケ連が 自国代表選手をないがしろにするような体質は絶対許せませんね。橋本聖子のような人間は・・
2030札幌オリンピックがあるなら 五輪大臣をやりたいと ほざいていますが、とんでもないことですよ・・
>kk様
kkさん、こんばんは。
他国の爆盛りもえっ!?ってなりますけど、
日本のジャッジが自国の選手に低すぎるスコアにはもっとドン引きしますね。
五輪シーズン、育てる気あるのでしょうか?
懐かしいですね、ドロビアツコ・バナガス(ドロバナ)。
思い出すのが、やはり02長野ワールドのフリー採点。
誰もがドロバナ3位と思っていたのに、思い切っりsage採点食らって
銅メダルはチャイト・サハノフスキーへ。
観客は理不尽な採点にブーイング。
ドロビアツコはギャンギャン泣いたらしいですね。
チャイトがアメリカ国籍も持っていたのと、イスラエルだから
ユダヤマネーで銅を買ったとか言われてましたけど、真相は闇の中。
かなだいのこの間の採点も羽生くんの稼いだお金で審判買収、と
いう意見がどこかで流れてましたけど。
相手から突っ込まれたら、堂々と採点の内訳を説明をする行為を
体操ができてフィギュアができないという事はないと思うのですが。
>ゆきっちょ様
ゆきっちょさん、こんばんは。
そうですね、突っ込まれずともなぜそのような採点になったのか?
数字だけで示しても、もう納得いかないファンも多いと思います。