皆様、おはようございます!
ジュニアグランプリフランス杯、男子フリーが終わり、
日本の鍵山優真が見事にぶっちぎりの優勝を果たしたわよ!
いや~、4回転2本に3Aというひとり別格のジャンプ構成と、
最後まで走り抜けるスピード溢れる疾走感!
さあ、早速見ていきましょ!
サスペンダールックに1940年代の世界観に引き込まれる
鍵山優真(日本)
FS得点 154.26点 使用曲 タッカー(サウンドトラック) 振付 佐藤操
総合得点 234.87点 最終順位 第1位
構成:4T(ot)-2T/ 3F!/ 4T/ 3A-1Eu-2S /3F(!)-3T /3Lz(e)/ 3Lo
ショート1位で折り返した鍵山優真。
フリーの曲は映画「タッカー」のサウンドトラック!
この映画は1940年代後半のアメリカを舞台にしているのよ。
自由・正義・未来を掲げた映画でね、
映画が公開された当時、日米貿易摩擦もあり、
「自由という理念を破壊すれば、いつか我々は世界のナンバーワンから落ち、敗戦国から工業製品を買うことになる!」
って映画の中の演説に色濃く反映されているのよね。
ちょっと話が脱線したわね。
サスペンダールックは、戦後日本がアメリカに強い憧れていた象徴でね、
とても似合っているわよね笑
映画のバックボーンを少し知ると、選手達の衣装にはこういう意味があるんだ!
とか理解が深まり(あたしが勝手にだけどね笑)、演技にもより愛着を持てるのよね。
今大会、唯一のクワド2本構成!そしてスピード溢れる疾走感!
4回転トーループを今大会唯一組み込んで、しかも2本!
ひとつめのトーループはオーバーターンになってしまったけど、
しっかり2本目は綺麗にランディングして、
GOEなんと+3.26点も付いたわよ!
彼の着氷はホントに滑らかで美しいわ!
解説の方もソフト!ビューティフォ!!!って絶賛していたものね。
そして決して4回転ばかりでなく、
スピンなどでも確実にレベル4を取ってきていて、
彼の成長には目を見張るものがあるわ。
そして何よりも演技全体を通した、スピード溢れる疾走感!
いや~、見ていて最後まで気持ちが良かったわ!
中盤のスローテンポから終盤にかけて、アップテンポになっても
スピード感がぐんぐん増して、
その中で跳んだ3フリップー3トーループのコンビネーションは良かったわ!
最後まで疾走感が途切れない感じが、
まさに未来へと輝きながら走っていくタッカー車のように見えたわ~!笑
☆合わせて読みたいショートの記事はこちらよ。
フリーの結果と最終順位表よ!
キスクラでは点数が出るまで祈るような姿が印象的だったわね。
なんかリフトに乗りながら得点を待つキスクラってシュールだわ笑
2位とは34点差を付けてひとり別次元の点数!
素晴らしいわ!
こちらがフリーの順位表よ。
演技構成点でも唯一7点台に乗せてるわね、特にスケーティングスキルが高いわ!
早くカナダのゴゴレフとロシアのグメンニクとの直接対決が見たいわよ!
そしてこちらが最終順位表よ。
今大会、2位のアレクサ・ラキッチ(カナダ)、3位のアンドレイ・クトヴォイ(ロシア)
共にトリプルアクセルがなかったのが気になったわ。
けれども、ふたりともノーミスの演技はお見事。
そしてそして、
鍵山はショート、フリー共に1位での完全優勝おめでとう!
エッジエラーの課題は残すも、将来が楽しみ!
最後に、鍵山のプロトコルを見てみましょ。
2本目の4トーループでは満点「5点」を付けるジャッジも笑
その一方でフリップが2本とも「!」アテンションと、ルッツの「e」エッジエラーが気になったわ。
フリップとルッツの跳び分けというところはしっかりとこれからのシニアを見据えて矯正してほしいところよね。
特にジャッジ達はこの跳び分けをやたらと引きずっていく傾向があるからね笑
課題を克服しつつ、様々な曲を通して表現力を身に付けて、
なんていうのかしら、
リンクを支配できるようなスケーターになってもらいたいわ!
頑張って頂戴ね。
合わせて読みたい女子の結果はこちらよ!
ライストと解説が卓越すぎたわ!
今回のライストとても良かった!
製氷時に過去のジュニアグランプリの演技映像を流したり、
なにせ見ていて無駄がないのよ。
日本のくだらない番宣、仕立て上げたストーリー、耳が痛くなるほどのキャッチコピー、
何度も言いますけど、ヴィンセント・ジョウの「頑張るゾウ!」って嫌悪感しかないわ。
そして、なんとも聞きとりやすく、明確な解説!
演技中は一切話さずに、スロー再生の時に技の何が良かった、ここはミスがって言うのを
的確に伝えてくれたわ。
ちょっとオーバーターン入っても「OK!」なんてところは
心配しなくてもいいよって選手を励ましているようでね。
日本のどっかのピーチクパーチクの解説・実況に、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい気分だわ。
どうかグランプリファイナルまでこのライストが続いてほしい!と切に願うわ。
では皆様、素敵な日曜日をお過ごしくださいね。
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おはようございます
オネエ様の曲の解説を見て なるほど…です。サスペンダーは憧れだったのね。今までは サスペンダーの衣装はなんだかコミカルな演技ってイメージだったので 見方かわりました。敗戦国から…見事に買ってますね(笑)
私は2位のカナダも良かった…
なにしろジュニアに期待を持てるのは嬉しいです。
今日も昨日の羽生君をリピしている幸せな朝でーす!
>あじさい様
映画の背景を考えて衣装を選定していたのかなあなんて
思いました。あの頃のアメリカは未来に向かってキラキラしていましたから。
ジュニアグランプリ始まったばかりですね、これからどんどん新しい選手にも
注目していきたいです。
おはようございます。LIVE映像…これもまた、凄いんだけど…やっぱり昨夜のTvカメラ性能がいい(笑)男子フリーで、ロシアのコーチが腕組みしてみてた(゜-゜)忙しそうε≡≡ヘ( ´Д`)ノ色々な選手を育てて大変だよね(汗)日本選手の外国語紹介…外国語は、無知だけど…言ってる事がわかった(✽ ゚д゚ ✽)今朝からオネェ様のブログの動画を数回みてるんだけど…頭にはいらない^_^;多分、昨夜の羽生結弦選手コラボが強いのかも…しばらくしたら、また、みてみる(^^ゞ(^o^;話は、かわるけど…Originの楽器←フィギュア界では有名な人なんだ(・・;って、Origin曲知ってからわかったんだけど(ーー;)(^.^;アルバム←昭和❓って、マイクを通して録音してます感があるのもあるけど…Originは、弾けてる(笑)(>ω﹏<。)(*˘︶˘*).。.:*♡
>ローイ様
コーチも多くの選手を抱えていますからね、
その選手に合わせた指導法って大変だと思います。
春よ、来いが色濃く印象的だと他の演技まで全部は入ってこないですよね~
今日は
大差でしたね。
4T-2T、4T、3Aの構成はシニアでも十分ですね。
後半になってもスピードが落ちません。
優真くん国際試合でもミスをしないからそこが強いですね。あっさり北京目指せそうですね。
ど素人の私が1つだけ気になるのは女子は成長期に女性らしく体型が変わります。男子は身長ですね。優真くん身長が158cmなんです。お父さんはwikiで調べたら174cmになっていました。昌磨くんのように160cm位で成長が止まればこのままでいけるけど、山隈太一郎くんは身長が伸びてジャンプの軸が変わってしまい大変だったみたいです。羽生くんは確か身長が20cm位伸びた時も自分の力になると言ってみえた気がします。羽生くんのように心が強いといいですね。筋肉がつきすぎても重くなってジャンプが跳べないようですね。
ホント羽生くんは凄い選手です。
24時間TVみましたよ前日のエブリディよかったですね。「人に流されない」アスリートとして大事な言葉です。では失礼します。
>kh様
わたしもエヴリイ見ました!
人に流されないって大事な言葉ですよね、自分に置き換えても
きちんとしなくちゃと思いました!
成長期の身長の変化はスケーターにとっては大事な問題ですよね。
そこをうまく乗り越えてこそ、シニアスケーター!とわたしは思うのですが。
おネエ様
何度もすいません。個人的には手足の長い選手が好きです。今年のNHK杯の3人バッチリです。スケートも伸びて滑らかなのが好きです。点数で決まる世界ですから仕方ないですね。
何度も失礼しました。
>kh様
手足が長い選手は見栄えしますから、スケールの大きな曲をやると
特にうわ~!って思いますね。
良かったですね鍵山♪
ジャズの様な曲調で客席に見える雄大な雪山の景色! なぜか「ルパン三世 カリオストロの城」の世界が甦ってきました(笑)
それはそうと、このコーチは誰に似てるんでしょうね? 誰かに似てますよね? 誰だろ?
先日、高校野球甲子園大会が終わってしまいました。 今年はタフな試合が多かった様な気がします。
その中でNHKのアナウンサーの実況は良かったですね!
兎に角、高校球児や応援団を主役として電波で伝えてくれます。「インパクトのある名実況を残してやる!」などと聞いてる方が引くような実況は皆無でした。
フィギュアスケートも全大会NHKでやってくれないかな~?
>燦太様
ははは、ルパンの世界わかるような気がします!
佐藤操氏ですよね?誰に似てます!?笑
わたしも全試合NHK希望ですわ~
おネエさま、こんばんわ。
女子フリー全部観るとは…タフすぎて
びっくり。。脱帽です。
僕には全然無理でした。。(涙)
男子女子ともにライブはムリでしたが、youtubeなどで無事(最終グループ+αは)見返せました。女子はワリエワ選手の4Tとプログラムの完成度に「これで13才かぁ…」というのが正直な感想でした。でもやっぱりちょっと忙しないかな…?
逆に今回FPで目を引いたのはフロミフ選手でした。やっぱり表現力、高いなぁ…と。ロシア女子は基本高いんですけどね。ジャンプこそ失敗しましたが、しっかりと印象に残りました。ソヨン選手はSP、FPノーミスで地力の高さが見えましたが、課題の表現力はフリーのが目立って見えたかな?華のある選手なので人気でるだろうなと余計な心配してました。
荒木、川畑の両選手はあと少し!次戦までに少しでもブラッシュアップ出来たら良いですね!
男子は鍵山選手の4T!まさかの2本!SP1位で緊張あるかな?とか思ったら全然そんなことなかった。(してたかもだけど)
最初の4Tこそotで、これくらいなら全然大丈夫!とか思ってたら、「もぅ一本跳ぶんかい!」というのが初見の感想。
2本いくとは思ってなかった。
他の要素は言うまでもないですね。笑
余談ですが、実は裏でアメリカで(現地時間の24日?)auroragamesというイベントがあったそうで、ISU非公認のイベントなんですが…プロアマ混合の対抗戦をやってたらしいんです。(日本のJoに近いですかね?これは一応ISU公認ですけど)
んで、これになんとアシュリー・ワグナーやコンスタンティノワ、長洲未来といったそうそうたるメンツが出場してたようで、(ちなみになんとアリサ・リウ選手までいる)その中に日本から只一人、細田采花選手も出場してたんです。(ほんとは鈴木明子さんも行く予定だったけど欠場になったらしい。)…いや、シニアでまだ国際大会出たことないのに!
で、結果はというと3A2本含むジャンプ全着氷、目立ったミスなくセカンドの3Tがダブルに抜けたくらい。。絶対緊張しただろうに!
ちなみにアリサ・リウ選手は3A2本、4Lzは1本に抑えてノーミスでした。
4Lz2本より多分絶対こっちのがいい。笑
4Lzはまだ回転不足とられていいから3A含めて他のトリプルやスピン、ステップでGOEとって、得点みながらファイナルにむけて勝てるプロにすればいいと思います。(何様)
>tetsu様
オーロラゲームズの情報ありがとうございました!
あたしもようやく演技を見終えて記事にすることができました。
細田は緊張していましたよね、でもあの中トリプルアクセル2本は素晴らしい!
アリサ・リウのジャンプ、全く流れないですね、回転不足、そしてプレロテも気になります。
tetsuさん仰るように、ジャンプ以外の要素もまだまだこれからですよね。